ブルースブラザースでガハハ。

僕が好きな洋画第1位がこれだ。これまでに何度観ただろうか。おそらく邦画も合わせて、観た回数でもベストワンで、久しぶりにガハハとさせてもらった。

 

日本で公開されたのが中学を卒業した年の春休みだが、リアルタイムでこの傑作に興味を持つほどナウでヤングでなかった。音楽的にもまだブルースなんかに目覚める前夜で、ハードロックがサイコーってな時代だった。きっと、マイフェイバリットミュージシャンとしてずっと君臨していたクイーンからレッド・ツェッペリンに移りかけていた頃だろう。そんなだからまったくノーマークのまま大人になった。

 

作品と出会ったのはずいぶん後になってのことだ。ある日、ひょんなことから出演者のラインナップを観て、即DVDを購入した。ちょっぴり自慢話になってしまうのが、この映画でカッコイイ演奏を聴かせたジョン・リー・フッカーの来日公演を僕は観ている。19歳になる直前の夏のことだった。当時すでにブルースという悪魔の音楽に心を奪われていたのに、このライブで僕の魂は完全に支配されてしまった。このライブの直後からしばらくが、ブルースにもっとも深く取り憑かれてしまった時代で、当時組んでいたバンドにも迷惑をかけてしまうほどの音楽的には廃人だった。翌年にはブルースが演りたくて大阪に単身赴任したくらい、ブルース命にさせた最終兵器となったのがジョン・リー・フッカーのライブだ。だから彼がプレイを披露するシーンは、何度観ても震えてしまうのさ。

 

さらに自慢話は続く。楽器屋の主人役で、音が狂っていると文句をつけたオルガンでカッコイイ演奏を聴かせた、レイ・チャールズの来日公演もぼかあ観ているんだぞー。何歳の時だったか正確でないのだが『ウイ・アー・ザ・ワールド』の翌年じゃなかったかな。自分のパートだけ繰り返し歌っていたっけ(笑)。新宿のセンチュリーハイアットでのライブだった。これも素晴らしいライブで、双方僕の人生のベストライブ10に入っていて、前者はニールヤングと並んで1位を競っている。

 

ありゃりゃ、ブルース・ブラザースの話だった。痛快な音楽が次々繰り出し、これでもかというほどの数の車を破壊するカーチェイスに、たった2人を巡って多くの大人たちが追い回すも逃げ切る爽快感と、そのすべてのシーンにコメディエッッセンスが振り掛けられている。昨今のような重ったい空気の中で、しばしそれを忘れさせてくれること間違いなしだ。ミュージシャンたちの知識がなくても、ご機嫌な音楽が聴けるミュージカルだと思えばよしで、今回ずいぶんスッキリとさせてもらった。オススメですぞ!!

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