ウイルスの侵入と繁殖を防ぐ!の巻

新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらないなか、マスク不足から、トイレットペーパー不足にまで波及している現状は、もはやパニックに近い状態かもしれません。東京都心では、テレワークや時差通勤を行う企業が増えているようで、朝の通勤ラッシュ時もいつもよりやや混雑が少ないという状況です。

とはいえ、これで問題が解決したわけではありません。感染予防には「手洗い・うがい・マスク」が基本と言われていますが、個人的にはもうひとつ、これが実はかなり大切なのでは?と思っていることがあります。このコラムでも何度かテーマにした「免疫力を上げる」ということです。

通常のインフルエンザや他の感染症などの場合も、同じ環境にさらされていても感染・発症する人としない人がいます。それはなんの違いからそうなるのかというと、やはりその人がもっている免疫力の違いだと言っていいのではないでしょうか。目には見えない免疫力ですが、身体の中に侵入してくるウイルスや菌を撃退してくれる働きをする大切な役割を担っています。普段から風邪をひきやすい人や、睡眠不足などで体力が落ちている人などは、免疫力が低下している状態だと考えられますので、なるべく改善して、自身の免疫力を少しずつアップさせるように心がけましょう!

「免疫力」まずは低下させない!

「アップさせる」と言うといきなりハードルが高い感じがするかもしれませんが、まずはこれ以上「低下させない」という考え方で取り組んでみてはいかがですか。とにかく基本は「身体を冷やさない・粘膜を乾燥から守る」この二つです。身体は特に寒いという自覚がなくても、冷えてしまっていることがあると言います。この時期、少しずつ暖かくなってきているとはいえ、朝晩はまだかなり冷え込みますから、室内にいる時も油断せずに羽織ものを常に用意しておき、首周りにマフラーなどをして体温が下がらないように気をつけましょう。体温の低下は免疫力の低下に直結します。体温が下がったら免疫力も下がってしまうと考えていいでしょう。普段から平熱が低い人は免疫力も低いということになりますから、そういう人は平熱が少しでも高くなるように心がけてみてください。ちなみに私は、夏以外ほとんどの季節に使い捨てカイロを常備しています。そして、外出時でも室内にいても「寒い」と感じた時は、すぐに取り出して使っています。

もうひとつ、「乾燥」がなぜいけないかをまず簡単にお話しします。のどや鼻、気管などの粘膜には「線毛」という細かい毛のように生えた組織があります。この表面に分泌された粘液が付着して、ウイルスや菌の進入を防いてくれるのですが、その粘液が乾燥してしまってはウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。今一部の情報では「新型コロナウイルスに感染していない人はマスクをしなくてもいい」などと言われていますが、そんなことは絶対にありません。「どうせマスクぐらいで防ぐことはできない」と考えるのも間違いでしょう。鼻やのどの乾燥を防ぐ目的としてもマスクは有効なのです。今、使い捨てマスクの在庫がなく、入手できないという人も、タオルやハンカチなどを使って手作りすることもできますので、屋外でも室内でも、空気が乾燥しているところではマスクをつけることをおすすめします。ちなみに加湿器などを使って湿度を上げる時は湿度40~60%を保つように設定してください。60%を超えるとカビなどが発生しやすくなると言われていますので、室内の湿度はあまり高くなりすぎないようにしましょう。のどが乾いたと感じたら温かい飲み物を飲む、のど飴をなめるなど、体温を下げないで粘膜を守る方法を意識してみてください。

平熱の理想は36.5℃以上

それでも、体内にウイルスが侵入してしまったら?その時は体内でリンパ球(白血球の一種)が、そのウイルスや菌などを撃退するために戦ってくれるのですが、体温が下がると白血球中のリンパ球の割合が極端に少なくなってしまうのです。つまりこれが、体温下げないようにしよういう大きな理由なんです。常に体温が36℃を下回っているという人はこの大切なリンパ球が少ないと言えますので、ぜひ身体を温めるようにしてください。血液の循環をよくするためにウォーキングをする、ショウガなどの身体を温めてくれる作用のある食材を積極的に取り入れるなど、ちょっと考えれば簡単にできることはいろいろあります。健康な人間の体温は36.5~37℃と言われているそうです。意外と高いと感じた人も多いと思いますが、平熱の理想は36.5℃以上であるということを覚えておいてください。以前ご紹介した「岩盤浴」も免疫力アップにはとても効果的ですので、この機会に体験してみてはいかがですか。

とにもかくにも「保温と保湿」これがウイルスに負けないための基本です! マスクがない、消毒薬がないと騒ぐだけでなく、自分の身体でできる予防を今すぐ始めましょう。

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