ガラガラの新幹線に我おもふ。

昨日は西方面へ出張だった。金曜の早朝にしては新幹線は空いていた。そしてさらに、今朝の戻りはご覧の通り凄まじいほどの空席だ。これはのぞみの自由席で撮った写真だが、3連休の初日だってのにこんな空き方は見たことがない。西への出張では毎度激しい呑みになるから週末になることが多い。すなわち、土曜朝の新幹線で東京へと戻ることが多い僕で、四半世紀以上に渡る出張歴でこんな経験はほぼない。さらに京都で驚いた。人が降りないしホームも閑散としていた。会社に戻ってきた浜松町も土曜日とは思えないほどだ。うーむ、まずい。

 

仕事に大きな影響が出た、リーマンと震災の再来を身構えている方が多くいることだろう。そもそも、本来であればもっと騒ぐべき、消費税増税の景気後退への影響はやはり甚大だった。対策していたはずなのだが、結果は惨敗だったと言わざるを得ない。

 

前述は10〜12月の4半期のことで、現在進行している1〜3月はもっとひどいことになることは、この新幹線を見てもすでに決まっていることだ。どれだけ小さな落ち込みにするかに官民知恵を絞っていかなければならないのだが、こうした時に行政からまず崩れていく。お立場はわかるが、右が中止だからこっちも的に何もかもをボツにしていき、メディアがそれに乗っかって世論形成する。そうなると、民間や企業も批判を避けるかのごとく弱腰になっていくというこの連鎖は、東日本大震災の時の自粛ってやつで嫌ってほど味わったはずだ。またあの時のような暗黒となるのだろうか。

 

もちろん今回は自粛がキーワードではない。先の見えない病だから身構える、対策するのはやはり当然のことだ。が、景気後退へと国全体が舵を切って、それによって命を絶つ方が激増してしまう可能性は十分にある。もしかしたら、ウイルスによる死者よりも多く出るかもしれない。行き場のないつぶやきで恐縮だが、右向け右だけで結論を導き出してはならないのではなかろうか。連休明けの日本がどんな選択によりどこへ向かうのかをただ身構えているだけの、なんの力も持っていない自分がもどかしくてならない。

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