鮎川まどかは小麦色!?

記憶の奥にしまったまま、一生思い出さないことってどれっくらいあるんだろう。東京ドーム何杯分とかって表現は記憶ゆえ難しいが、その膨大な量はきっとPC一台ごときじゃ格納できないのではなかろうか。そんな記憶が、鮮やかにフラッシュバックする瞬間を味わうことが多いのは、『昭和40年男』編集部にお宝がたくさんあるからだ。

 

今日たまたま見かけたのは写真の単行本だ。「うわっ、あったなあ」と見事なまでに記憶がフラッシュバックした。この単行本の奥付を見ると、この第4巻で初版、昭和60年の8月15日発行となっている。ふむふむ、タイガース優勝の年だな。さらにこの単行本に掲載されているジャンプコミックスの広告を見ると『北斗の拳』が1〜6巻、『キャプテン翼』が1〜15巻、『キン肉マン』が1〜21巻がそれぞれ好評発売中となっていて、全作品とも僕は最終回を知らない。つまり、この単行本の日付とこの広告によって、自分がいつどのくらいジャンプに夢中になっていたかがうかがい知れた。

 

最初にはまったマンガ雑誌は『チャンピオン』だ。それ以前から、親が買ってくれていた『小学○年生』ももちろん夢中になったが、マンガ雑誌というよりは情報誌だったからやはり最初はチャンピオンということになる。今も語り継がれる俺たちが小学生の頃のチャピオンは、まさしく黄金期だった。その後、ジャンプが大躍進するところもリアルタイムにつきあったのが俺たち世代だろう。安定と歴史のサンマガ(サンデー・マガジン)に対して、チャンピオンとジャンプは個性と勢いを俺たちに提示してくれた。

 

やがてヤング誌に移っていき、少年誌をあまり見なくなったちょうどその過渡期に連載されていたのが、今日記憶をくすぐってくれた『きまぐれオレンジロード』である。そうそう、表紙の鮎川まどかちゃんはカワイかったなあ。バンドやってて不良だったんだよな。主役の春日恭介くんは超能力少年で、じれったい恋愛だったな。な〜んて記憶が鮮やかすぎるほど蘇った。うんうん、楽しいタイムスリップだ。それにしてもこの表紙のまどかちゃんは時代を感じさせる。そう、昨今は小麦色のエンジェルがいなくなって久しい。昭和のおっさんな僕は、美白よりもやはり小麦色のマーメイドなのである。皆さんはいかがだろう?

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