SSKで追いかけた軟式ボール。

増刊を野球でまとめて出したせいか、まつわることをついつい思い出してしまう。このグローブを買ってもらったのは中1だっただろうか。大事に大事に形を作って手になじませて野球部で大活躍するはずだった。そして甲子園に行き、そこでも大活躍して阪神タイガースにドラフト指名される…、なんて夢を描いたのだからなんて無謀なヤツだろう。だが現実は厳しく、野球部は早々に辞めちまった情けない僕だ。でもこのグローブを眺めていると、あと一歩、あと一歩なんだとボールを追いかけた自分を思い出す。きびしい練習に耐えた日々も今となっては財産だ。

 

と、グローブを眺めているとつぎつぎと想い出が湧き出てくる。昨日の『浅草秘密基地』でも、最近すっかり常連になってくれた大野さんが、少年時代のグローブを持ってきてくれた。彼のブランドはZEETで僕のはSSKだ。皆さんのグローブはどこだっただろうか?

 

僕の育った地域では、リトルリーグで硬式を使う奴がローリングスで軟式はミズノが圧倒的な人気だった。ZETTとSSKはそのトップメーカーの下にいて、軟式の僕はミズノに憧れたがプライスが少々お高めでねだるのをためらったりした。そんな時に、近所のスポーツ店で値引きして売っていたこいつを見つけて欲しいと打ち明けたのである。そもそも、当時の野球道具は高すぎた。

 

いい道具を手に入れると、この相棒と生き抜いてやるぜといった感情が宿る。このSSKのグローブに何度も変態みたいにつぶやいたあの日が懐かしい。その後相棒はギターに変わり、あの日のまんま毎日のようにブツブツとつぶやいている。変態でーす。

3件のコメント

  1. 懐かしいですね!我々世代(S40年生まれです!)は野球部であろうとなかろうとみんなグローブに憧れ、一度は親に買ってもらった経験があるのではないでしょうか。
    自分もミズノに憧れましたが、近所のスポーツ用具店がDark horse(知ってますか?広島・古葉監督がアドバイザーだったメーカーです)の特約店だったため、マイナーメーカーのグローブを使う羽目にw!でも、当時は買ってもらっただけでうれしかったし、今でも大事に持っています!

    • そうですよね、グローブを持っていない男の子はいなかった。
      今も大事にとは一緒ですね。近々時間を見つけてオイルで磨いてやろうと思ってます。

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