杉 真理さんの還暦上等。

去年『昭和洋楽』というありそでなかった言葉を引っ張り出して『昭和40年男』の特集を組み、そのまんまコンピレーションCDをプロデュースした。そのおかげで、去年の秋にエフエム世田谷の午後の番組『アフタヌーンパラダイス』に呼んでいただけた。杉 真理さんがパーソナリティを務める木曜日だ。というのも、だいぶ以前になるが、『昭和40年男』がシティ・ポップを特集した時に、杉さんの取材をさせていただき、そのご縁でゲストとして呼んでくださった。このご縁とつながりで今回も声がかかったのだ。さらにうれしいことにマンスリーゲストとの話までいただけた。てな訳で、いつまでご一緒させていただけるかはわからんが、つい先日の木曜日に今年1発目の出演となった。

 

最新号に合わせて、番組全体でもつらかったことをテーマにしていて、リスナーの方からさまざまなつらかったことが届き番組は進んでいく。僕の登場はいつも3時半くらいから30分で、特集の『男はつらいよ』をテーマに話が展開した。メインは『松本 隆の詞に見る男はつらいよ』だ。松本さんといえば、大瀧詠一さんの傑作『A LONG VACATION』の歌詞のほとんどを手掛けていて、その中でも失恋した男を女々しく描いた名曲『恋するカレン』は今回の誌面でも取り上げている。そして杉さんと大滝さんは、佐野元春さんとともにご存知『ナイアガラ・トライアングルvol.2』をリリースした関係にある。と、そんな話にふれる時間はなく、ただひたすらに『恋するカレン』の歌詞に見るラストのサビの部分、僕をふったあんたは哀れの部分をピックアップした。互いに男ってのは女々しいのだとのコンセンサスだ(笑)。

 

それにしても杉さんは若い。声には張りがあるし、写真を見るとなんだか疲れた顔の僕が情けないほど、表情にも張りがある。シャツの色も眩しいぜ。2月末にはユニバーサルミュージックからニューアルバムのリリースだとのこと。そのタイトルが『MUSIC LIFE』とされているのはさすがで、杉さんだから付けられるタイトルじゃないか。まだその音にはふれていないが楽しみである。

 

デビューしてから40年とのこと。昭和29年の早生まれだから学年で言えば一回り上になる。僕がこれからさまざまな場面でぶち上げようと思っているまさに“還暦上等”を地で行く方だ。還暦なんざ軽〜く超えてしなやかに音楽を紡ぐ杉さんと、僅かな時間ではあるが月イチで仕事ができる。偉大な先輩に学んでいきたい。それには仕事を続けられるようにトークを磨かないとな。

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