昭和なラーメンを探せ。

今日は、編集長のつぶやき名物(!?)不親切なグルメガイドをお届けしよう。かつて僕の愛読書『ビッグコミックオリジナル』に1ページで連載していたグルメページは地図が掲載されておらず、店を探すキーワードだけを掲載して探す楽しみを演出していた。検索一発のネット社会だからそんな楽しみは失われてしまった感があるが、我々おっさんはその情緒を持ち合わせている。てな訳で、僕が足で見つけた昭和の名店を不親切にご紹介させていただこう。

 

有楽町線の江戸川橋駅近くでクライアントと打ち合わせがあった。余談だがこの街には知り合いが切り盛りしている、オン・ザ・コーナーという昭和臭がプンプンする茶店があるので、今日ご紹介する半チャンラーメンを平らげたらコーヒーはこちらを利用しよう。これで完璧な昭和タイムスリップだ。

 

打ち合わせを終えると13時近かった。小さな商店街でそば屋を見つけて入ろうとしたが、メニューを見るとえらく高い。こりゃダメだともう少し進むと、路地にこの昭和な外観の中華屋を見つけた。昭和グルメ研究家の僕は思わずガッツポーズだ。なにも迷わずイン。10席ほどの小さな店内ではあるが7割ほど埋まっていた。常連らしき方が親父さんと親しげに話していて、常連同士も「久しぶり」なんていいコミュニティになっている。半ちゃんラーメン650円を注文して昭和の空気を噛み締めながら待った。親父さんが1人ですべてをこなしていて、それを見ているだけでも楽しい。

 

さあ、出てきた。期待通りのラーメンと煽り立てのチャーハンは見た目から完璧な昭和だ。大きい店なんかで作り置きのチャーハンを出すとこに出くわすと腹が立つが、昭和な店はそんなことはしない。しょっぱいスープ、細い麺、しっかりした味付けのチャーハンとやはり完璧だ。ここに満足しない同世代はほぼいないだろうというほどの中華屋さんだった。料理を撮るのをためらわせる小さな店だったのでうまそうな絵が見せられず残念だが、それはご自身の目で、そして舌で確かめてくれっ。

 

さて、不親切ガイドだ。ここまで書いてきたことで十分だろうがもうひとつヒントを出すと、前述したオススメの茶店オン・ザ・コーナーから徒歩5分程度の場所だ。以上、健闘を祈る。

 

 

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