昭和53年の歌謡曲。

『昭和40年男』の公式サイトにもっともっと動画を入れようと、歌謡曲の番組を始めることにした。

 

撮影にぴったりのロケーションを僕は知っている。ほとんどのヒット曲がドーナツ盤で置いてある、歌謡曲バー『スポットライト』だ。『福岡博多秘密基地』で知り合った3つ年下の安東さんが経営していて、僕はアンちゃんと呼んで仲良くさせてもらっている。「アンちゃん、動画を作りたいんだけど協力してくれないかなあ」と持ちかけると、何の躊躇もなく応じてくれ、これで当時のジャケットを使いながら番組作りができることになった。

 

番組は昭和の1年をピックアップして、編集長の僕と歌謡曲バーを経営する歌謡曲のプロとしてのアンちゃんとがベスト3を発表するというものだ。当時の気持ちになりつつ、その後の影響などを加味して選んだ。その記念すべき第1回を昭和53年にした。小学校を卒業して中1になった年で、僕らの歌謡番組の発進としてはベストチョイスだろう。

 

何と言っても『ザ・ベストテン』の放送が始まった年である。この番組のおかげで歌謡曲がグーンと面白くなり、毎週木曜日の9時を楽しみにしていた俺たちだ。中1という年齢は、曲の聴き方や入り込み方が変化してくる。歌に感情移入するようになり様々な曲にはまっていった。そして『ザ・ベストテン』の功績と言っていいかもしれない、この年の『紅白歌合戦』では両軍のトリではいわゆる大御所系でない曲が流れた。沢田研二さんの『LOVE(抱きしめたい)』と山口百恵さんの『プレイバックPart2』だ。長い紅白の歴史を変えた瞬間だった。特に百恵さんは当時19歳で、ものすごくかっこよくトリを演じきったのを記憶している同世代諸氏は多かろう。

 

と、そんな昭和53年から僕とアンちゃんが選んだ歌謡曲ベスト3はなんでしょう? 編集作業があるから、公開まではもう少々時間をいただくが楽しみに待っていてちょうだい!!

 

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