最新号がやってきた〜やせ我慢の美学。

 

本日、発売じゃーっ!! もう手にしていただけただろうか。濃い内容になって熱愛のタイトルにふさわしいと自負しちょります。どうぞ、1分でも早く手に取って頂戴。今回は売り切れ続出だな!!

 

さて、しつこく最新号のご紹介とさせていただく。巻頭特集は5つのパートで構成して『池中玄太80キロ』などの俺たちを震わせた作品でスタートして、続いてパート2は“教えてくれた人”とした。昨日このサイトでご説明した大島 渚さんに始まり、川内康範さん、山田太一さんと続いて、このパートのアンカーは阿久 悠さんに託した。我々世代にとって彼の言葉は、心の奥底にまで入り込んで人間形成にまで及んでいるかもしれない。そんな阿久さんの歌詞に宿る愛を、長男であり昭和40年男の深田太郎さんに話を聞いて構成した。

 

聞き手と本文を担当したのは、昨年『作詞家・阿久悠の軌跡』という記録本を上梓した『昭和40年男』の企画にも関わってくれているライターの濱口氏だ。本を仕上げちまうくらいの阿久愛にあふれる男が、その世界を描くのはなんともしっくりとくるじゃないか。しかも彼は昭和40年男である。ぜひその愛あふれる文章を受け取ってほしい。

 

カラオケ好きのおっさんは当然ながら昭和の名曲の数々をリクエストする。すると、冒頭に出てくるクレジットに「あっ、これもか」と思わず声に出るほど、阿久さんが手がけた歌詞が多い。表紙を飾った『さらば宇宙戦艦ヤマト』では沢田研二さんのエンディングナンバーを書き、特集のトップバッターとなった『池中玄太80キロ』からの大ヒット曲『もしもピアノが弾けたなら』も彼のペンによるものだ。まさに、愛を教えてくれた人に他ならない。

 

僕にとってのベストワンは、大変悩ましいが『勝手にしやがれ』とする(あくまで現在の気分で)。やせ我慢の美学とか、男の粋と生き様がすべて詰まっている。今の世の中にリリースしても、意味わからんと言われてしまうかもしれない。同じく沢田研二さんが歌った『カサブランカ・ダンディ』ではボギーの時代はよかったと言いながら、女を張り倒すしてしまうのだからすごい。これまた今の世に出したら大問題だろうな。と、次々に男の世界を送り込んでくれ、そして深く考えさせてくれたのだ。

 

俺たちの時代は、世の中が騒ぎ立てているハラスメントが歌になって流行した。大きくさま変わりした現代にもの申したい特集の意図を射抜いているじゃないか。ところで皆さんにとってのベスト阿久 悠ソングはなんですか?

 

  

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