タメ年の元キャブラー・金谷ヒデユキ。今は三足のわらじで活躍中!

金谷ヒデユキは昭和40年10月4日生まれ、群馬県出身。タメ年のお笑い芸人、ミュージシャン、声優だ。

「地獄のスナフキン」こと金谷ヒデユキ。(画像:オフィシャルブログより)

もちろん覚えている人も多いと思うが、金谷ヒデユキはお笑い第4世代で、いわゆる「キャブラー」としてブレイクした「芸人」だ。テレビ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で、ギター片手に替え歌ネタで人気を博したのを思い出していただけただろうか? 第4世代のキャブラーと言えば、「爆笑問題」「ネプチューン」「海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)」「キャイ~ン」「江頭2:50」など、その後も快進撃を続けて現在に至る芸人たちがたくさんいる。ピコ太郎で大ブレイクした古坂大魔王もそんなキャブラーのひとりだった。

そんななかで、あぶないネタで毒舌も多かった金谷は「地獄のスナフキン」と呼ばれ、独特の世界を確立していた。そんな金谷にひとつの転機が訪れたのは、『家族そろってボキャブラ天国』最終回。ボキャブラ最強王座決定戦1位となり、賞金100万円を獲得したのをきっかけにCDデビューすることになったのだ。いよいよ本格的にミュージシャンとしての活動を始めることになり、お笑い業のほうは正式に「活動休止」して、ライブ活動など音楽業に専念していくこととなるのだが…

ミュージシャンの道は順風満帆ではなかったようだ…

ギターを持って替え歌を歌っている時点で、もちろん音楽の素養があったことは言うまでもないのだが、それまでは、そこに「お笑い」が絡んでいただけに、純粋な「ミュージシャン」としての再出発にはきっと苦労があったのではないかと推測できる。いわゆる「音楽性」以前に、「笑い」を求められてしまうことに対する葛藤もあったことだろう。そして紆余曲折あって、音楽活動の側ら、声優としても仕事をするようになり、アニメやゲーム、映画の吹き替えなどでその才能を発揮していき、昨年も「笑ゥせぇるすまんNEW」などに出演、現在は声優としてはかなりメジャーな地位を確立しているのだ。若い世代の人にとっては、金谷は「声優」というイメージが強く、「お笑い芸人」だったことのほうが意外という人も多いかもしれない。昭和40年男世代にとっては逆に、「あの人は今」的な感じで、声優に転身してそちらの方が本業に近い状態になっていることが不思議という人もいることだろう。それほどボキャブラの時の印象が強かったということだ。「お笑い」の世界からは足を洗って、音楽・声優の道に進んだかのように思われているが、2008年頃からは、再びお笑い芸人としての仕事を再開している。現在は漫才協会にも入って、浅草東洋館などにも出演し往年の歌ネタをやっている。原点の「ギター片手のお笑い」に精力的に取り組んでいるようだ。

ライブ出演などのスケジュールは本人の公式ブログ「やっぱりお笑い好きみたい」でも随時紹介されているので、ぜひそのエネルギッシュなステージを観に行ってみてはいかがだろうか。

直近では浅草・東洋館で9月4日・5日・7日・8日と「漫才協会」上席~「漫才大行進」への出演が決まっている。この「東洋館」は、昭和26年開業の「浅草フランス座」に始まるという歴史があり、東京都内で唯一の「いろもの寄席」として人気がある。昭和の懐かしい佇まいを感じさせる数少ない演芸場のひとつだ。

お笑い芸人、ミュージシャン、声優という「三足のわらじ」を履いて活躍する金谷。器用だからできるんだよなぁと傍目には見えるかもしれないが、その節目、節目にはきっとたくさんの苦労があったに違いない。

タメ年として、まだまだ自分の好きな道を進んで行こうというポジティブさを感じさせてくれる「地獄のスナフキン」、今後のさらなる活躍に大いに期待しようではないか!

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