かき氷屋のおじさん。

IMG_5342自治会の夏祭りを手伝ってきた。大人も子供も楽しめる店がいくつも出され、なぜかフラダンスのショーがあるというもの。僕のミッションはかき氷屋さんだった。

のぼりを立てたり、提灯を飾ったり、初めてお手伝いをする僕はイマイチ戦力にならなかったが、汗びっしょりになりながら準備をすませると開場となった。カワイイ子供たちが「おじさん、ください」と一杯100円のかき氷を求めてやってくる。商売目的の店でないから、シロップは好きなだけかけ放題にして、おかわりもいいぜというサービスにした。目をキラキラさせながら僕がかいた氷にシロップをかける子供たちを見ていると、なんともいい気分である。「混ぜてもいいんだよ」とさらに大盤振る舞いにしたつもりだが、これに乗ってくる子はほとんどいなかった。

甘いものが苦手な僕だが、人さまに出す以上試食せねばならぬと3種のシロップを楽しんだ。イチゴの味が小学生の頃を思い出させた。弟とかいてイチゴシロップをかけて楽しんだ日々だ。40年以上経ても変わらず、今も子供たちを喜ばせているのだ。

さて、この3種の人気はどうだった? 思い出の味でイチゴがトップかなと思ったら僅差ながらメロンが第1位で続いてイチゴ、レモンはあまり好まれなかった。「ブルーハワイないの?」と最近ではそんなトレンドもあるのだな。作ったかき氷は3時間で85杯。他の店に比べるとやや見劣りする数字ながら、楽しく過ごせたリラックスタイムだった。子供の喜ぶ笑顔っていいなあ。

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