西郷隆盛と大久保利通。来年の大河に期待を込める昭和40年男。

大河出張で浜松に入ると、あちこちでこのノボリを見かけた。そう、今年の大河は『おんな城主 直虎』である。読者の集い『浅草秘密基地』では大河ドラマの話題になることが多く、去年の幸村はおおいに盛り上がった。が、僕は今年早々にリタイヤしてしまい話題についていけなくなってしまった。

平成 23年より主役が男女交互になっている。これは平成20年の『篤姫』の大成功を提げてのことだろうが、僕は『江』よりすべての女性主役ものをリタイヤしている。『篤姫』は夢中になって観て、軽いロス症候群が出たほどだったのだが以降は残念である。すべての大河がフィクションであることは重々わかっているつもりだが、どうしても無理矢理を感じてしまうのだ…。

が、その間に挟まっている男大河のここ3作は僕を強く惹きつけた。清盛、官兵衛、幸村である。清盛は視聴率こそ低迷したが重厚感のある大河らしい大河だったし、官兵衛は岡田さんの好演が素晴らしかった。記憶に新しい幸村は完全にロス症候群で、先日も最終回を見てしまったバカ者である。

今年の大河は早々に離れることができたので、その分勉強すればいい。年間で考えればずいぶん大きな時間を得たことになるのだから、何かに活かさなければバチが当たっちまうな。

そして早くも来年へと僕の意識は飛ぶ。西郷隆盛である。幕末を舞台にした大河では毎度活躍する西郷なれど、やはり主役で観たい。大久保利通との関係をどう描いてゆくかが本当に楽しみである。戦国史と並び幕末史が大好きな僕ら世代だろう。幕末における男たちは戦国よりも近く感じるところが僕は好きだ。松陰、海舟、龍馬、晋作、斉彬などなど、時代が動くと英雄が多く出るのか、多くの英雄たちが時代を動かしたのか鶏と卵のようだが、幕末史にはそうそうたる男の名がずらり並んでいて熱くさせられる。その中にあって、隆盛と利通の2人は歩いてすぐのところに生家があり、その2人の活躍によって維新が成し遂げられ、そして最後は日本を舞台にして戦うという悲劇となった。ここには知りたいことが山ほど潜んでいて、仕事をリタイヤした後のライフワークにと考えている。と、そんな僕にとって来年は忙しくなるぞ。今年の大河で穴の空いた時間を隆盛と利通の勉強に充てるのはいいかもしれない。うん、そうしよう!!

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