懐かしのCampusノートが進化!!

ノート新しいノートを手に入れると、今も昔も変わらない感情がこみ上げる。“やる気” である。今回は思いがけずの頂き物で、ありがたいと感謝しながらどう使おうかと考えるとやはりふつふつと “やる気” がこみ上げてくる。中学生の頃より使い始めたこのブランドの歴史はとメーカーサイトを見ると昭和50年生まれとのことだ。10コ年下のロングセラーである。

このブランドで授業用のノートを揃えたときは、グーンと大人になった気がした。そしてその日だけは勉強に対して “やる気” を感じ、下手くそな文字ながらびっしりと埋めてやろうと誓った。が、その日だけで “やる気” は終わり、また年度が変わると同じ感情を持ち繰り返す。勉強用はそんなところだが、『ダイヤトーン・ポップス・ベストテン』ノートや、購入した洋楽LPのレビューノートなんてのはすごく丁寧に作った。組んでいたバンドのセットリストと反省、チケットを貼り付けたマイ・バンド・ノートもびっしりと書き込まれていたっけ。が、勉強机とともにすべて葬られてしまったのが残念でならない。ほぼなんでも捨てちまうお袋を恨んでも仕方なしだな。

懐かしの Campusノートは感動的に進化していた。進化させつつ、このサイトの “いつからだろう” で始まるコピーは、同じ紙の世界にいるに響き渡った。シックな紺色のノートは「大人 Campus」というシリーズとのことで、詳しくはサイトを見てもらった方がよかろう。10コ下のノートに施された努力に感動させられた僕だ。

努力を積み重ねていくことは美しい。その裏には工夫や苦労が必ずある。それがあればあるほど人に伝わるのだと信じて生きてゆく。時代の変化は僕のそんな気持ちをあざ笑うこともあるが、冗談じゃねえやと啖呵を切る昭和40年男であり続けたい。
 

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