実家には楽しみがいっぱい!?

カセットテープはすべて捨てられてしまった。痛むと嫌だからと大切に保管していたLPレコードの帯も捨てられた。中学のときにクラスメイトにばれないかとドキドキしながら続けた交換日記や、数少ないラブレターも全部捨てられた。が、さすが出版社で働く息子を持つ母親である。マンガも含み本だけは手を出さない。今じゃ全く役立たずとなった『剣道入門』や切手ブーム時に研究した『趣味の切手』なんて書籍が残り『ミュージック・ライフ』や『ギター・マガジン』などの雑誌もきちんと保管してくれている。ただし唯一、石野真子ちゃんと桂木文ちゃんがグラビアを務めた『GORO』2冊は葬られた。

IMG_4701先日実家に帰ったときにこの3冊をパラパラとめくった。ちょっとだけ通な感じの3冊である。『みゆき』や『タッチ』だけでなく、足立作品では写真の『陽あたり良好!』や『ナイン』も持っている。現在の家には『H2』も全巻持っていたりするのだからどんだけ足立先生にやられているのだ。

『めぞん一刻』と『気分はグルービー』の全巻所有も我ながら素晴らしいコレクションであり、ちょっぴり通な感じは『陽あたり良好!』と同じだ。これらは家の並びにあった古本屋で買ったものがほとんどで、ガキの頃の記憶が鮮やかに蘇る。爺さんと婆さんの2人で営業していて、ハタキを叩いている姿やチャリンコにたくさんの古本を積んで走る爺さんの姿が思い出される。店はずいぶん前に無くなってしまったが、お2人のおかげで僕の感性は磨かれたのである。ありがたい。

それにしてもこの3作、それぞれキャラクターたちが際立ちまくっている。そしてものすごく人間臭い。当時のマンガは歌謡曲と相通ずる世界観がありますな。実家の空気とともに僕をほっこりとした気分にさせてくれる、大切なコレクションだ。

『昭和40年男』創刊10周年オリジナルグッズ 好評発売中!

2件のコメント

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。


*