仕事とカラオケで夏を満喫する昭和40年男!!

夏休み昨日今日と通勤電車はガラガラで、座って出社という贅沢を味わった。僕が使っている京浜東北線は、普段すし詰め状態で苦痛以外のなにものでない。好きな雑誌を広げられるスペースは無く、少し状態がいい日でやっと携帯をいじれるくらいだ。それが昨日と今日は雑誌をガバーっと広げて、冷房のよく効いた快適なスペースでの移動だった。同じ乗車賃でこの違いはなんだかなと思ったりする。

会社の机に座っていても同じく快適だ。ひと頃より減ったとはいえ、通常の業務日は提案の電話がこれでもかと舞い込む。株や保険はそのマーケットサイズのままに数多くの電話が鳴り、アベノミクスによって大量の金を発行したからか融資のお誘いも格段に増えた。ウチの規模の会社を相手にするのかとのメガバンク様よりの電話は、安倍首相になって初めてもらうようになったのだから、アベノミクスの1つの効果だろう。「金の動きがいいんですけど」「最近トウモロコシが」とか、仕事とは無関係の話が多い日は1日10本以上来る。失礼だから対応するものの、その度仕事を中断させられるのは煩わしいのが正直なところだ。

クライアントや業者さんからの突発的な連絡も多く、よくよく考えるとこうした予定に組めない仕事はほぼ毎日数時間に渡る。長いご説明になったが、夏休み期間は電話がほぼゼロ状態だ。昨日から今日現在までで営業系の電話はゼロ。仕事関連の電話やメールも合わせて7本と極端に少なくて、京浜東北線同様の快適な仕事環境で、腰を据えないと片付けられないタイプの仕事をガンガン処理できる。

夏休みを分散させいている業種が最近は多く、そうした方々とじっくりと打ち合わせできるのも夏休みならではの醍醐味ある仕事だ。じっくりと戦略を練ろうというものや、互いの仕事から接点を見つけようなんて時間のかかりそうな打ち合わせができる。先方もこちら同様で時間に余裕があるからこそ、こうした有意義な活動が出来るのだ。

img_3そして夜はうまくいった仕事を引っさげてビールでもとなり、二次会はおっさんの定番カラオケスナックで夏の歌をひねり出す。1発目はもちろん吉田拓郎さんの『夏休み』だ。夏の清々しい季語が並び、締めくくりはひまわりと夕立、せみの声で締める日本の夏の代表曲だ。この素晴らしい歌詞に感激しながら歌う。昨今では“夕立”は歌詞として成立しないかもしれず、よけいに郷愁を誘う。

さらにリクエストの手は緩めない。RCの『サマー・ツアー』、サザンの『HOTEL PACIFIC』、世良さんの『燃えろいい女』、ジュリーの『渚のラブレター』あたりは必ず入れる。そうそう、タメ年シンガー吉川晃司さんの『モニカ』も外せないね。夏休みはカラオケスナックも空いているから、ボックスのごとくガンガン入れられる。仕事とビールとカラオケで幸せ満喫が、僕にとっての夏休みだ。

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2件のコメント

  1. 東京とは逆に私の職場近辺は、里帰り系のクルマと銚子方面へ行く(であろう)バイクの軍団で賑わっております。
    あと夏の曲といえば「ふたりの愛ランド」ですかね。デュエットですが。

    • バイクの軍団がご迷惑をかけてないといいのですが、心配です。
      『ふたりの愛ランド』は残念ながら歌ったことがありません。相手がいないもので…(泣)。

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