カラオケの夜。

昨日は、尊敬するヤマハマンと久しぶりにいっぱい呑った。
来年60歳を迎える、かつては宣伝や広報を担当していた彼との付き合いはかれこれ16年にもなる。
これまで実にいろんなことを教わってきた。
仕事のことはもちろんであるが、彼から学んだもっとも大きなことは
グローバル企業の一線でやってきた人間だから感じることのできる
世界の中の日本という俯瞰で物事を見る感覚である。

それまでハワイしか海外経験のなかった僕は
彼に刺激されて中国の広州へと初めての海外出張を経験した。
2000年のことでちょうど10年前の今頃のことだ。
モーターショーの取材で出かけたそこは、まさに異国。
見るものすべてが新鮮というか驚愕というか、それはそれは刺激的な経験だった。
到着した空港から乗ったタクシーがぼったくりタクシーで、
払えないと押し問答をしていると公安(警察)がやってきて、タクシーが逃げていった…、
と旅はそんなハプニングから始まり、珍道中そのものとなったのだ。
まっ、その辺はまた後日にここでつづるのもいいかな。

さて本編。
彼とは、僕が付き合いのあるクライアントの中でも、もっとも多く盃を酌み交わしている一人だ。
一時は月イチペースで3年ほどを過ごしたこともあるほど。
部署を移動してもなんとか接点を持ち続けてくれ、俺を教育し続けてくれているのだ。
繰り返すが、世界の中の日本というテーマでとくにこの10数年は様々なことを教えてくれた。
中国とインドの台頭とアジア全体のポジシニング、さらには欧米との関わりに至るまで
時代の変化に対してどんな日本であるべきかといった云々である。
それはそのままどんな日本人であるかを、聖徳太子から繋げてきて説いてくれる。
これがすばらしい。
日本人の精神性や歴史から練り上げての話になるのだから。
彼と知り合わなかったら、今の自分はずいぶんとスケールの小さい人間になっていたことだろう。
学ぶことのすばらしさも同時に教えてもらった、大師匠である。

酒席が好きという2人の共通点は、加えてカラオケ大好き症候群である(笑)。
昨日も4時間以上たっぷりと歌ったのだが、さんざん呑んで臨むから少々記憶が曖昧である。
思い出せるものでも『息子(奥田民夫)』『エロティカ・セブン』『男はつらいよ』『時代遅れ(河島英五)』
『落葉(吉田拓郎)』『唇を噛みしめて(吉田拓郎)』『時代遅れの酒場(加藤登紀子)』『追憶(ジュリー)』『ガッツだぜ』
などなど、いやー古いのばっかりで完全なるおっさんですなあ。
でもね、歌うのはやっぱり楽しくて、今日はスッキリした気分ですよ。

激論も交わした。昨日のテーマは、為替問題に対してどう対応していくかを
やはりグローバル視点でたたき付け合った。
しかしねえ、グローバルな議論の後にこの選曲ってどうなんでしょう?
まっ、いいか。

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