【S40News!】非ハイレゾ音源をハイレゾ化、ポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX7』。

Print

JVCケンウッドは、ハイレゾ音源の再生に対応し、非ハイレゾ音源をハイレゾ化するポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX7』を、5月下旬に発売する。

SU-AX7_03

このヘッドホンアンプは、今まで聴いていた非ハイレゾ音源を、同社の高音質化技術“New K2テクノロジー”で最大192kHz/24bitのハイレゾサウンドに変換することができるというもの。ヘッドホンとプレーヤーのポテンシャルを最大限に引き出し、よりマスター音源のクオリティに近づけてくれるという。

SU-AX7_05

内部回路では、デジタル部・アナログ部・電源部を明確に分離したレイアウトを採用。この分離によりノイズが少ないサウンドを実現しているという。D/Aコンバータには旭化成エレクトロニクスのAK4390を、ヘッドホンアンプにはテキサス・インスツルメンツのTPA6120をそれぞれ採用。空間表現能力が高く、緻密で滑らかな表現が特長とされている。

SU-AX7_02

本体外装には剛性の高いアルミを、内部には非磁性ステンレスを使用した高剛性シャーシを備えている。また、シャーシに固定した回路基板を浮かせて設置するフローティング構造により、外部からの振動を遮断しつつ、シャーシには振動を最適に調整して、豊かで自然な響きを生み出すfホールを備えている。


SU-AX7_06

最大出力は140mW + 140mW(16Ω 10%歪)、周波数特性は10Hz ~ 100kHz (LINE IN時)。前面に出力端子PHONES(φ3.5㎜ステレオミニ)、入力端子はiPod/iPhone/iPad用、DC IN(USB Audio入力/充電用)他、背面にOPTICAL IN(角型光)LINE IN(φ3.5㎜ステレオミニ)を備えている。

付属品はφ3.5mmステレオミニプラグ(L型)、マイクロUSBケーブル、Lightningケーブルなどが同梱される。バッテリーは内蔵リチウムイオンで、5~7時間の充電でアナログ接続時に約12.5時間、デジタル接続時に約5時間の使用目安となっている。サイズは75.2 × 25 × 140.2(mm)、重さは280g。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は5万5,000円前後(税抜き)の見込みとなっている。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で