大編集後記その六。オールナイターズへの憧れ。

s40otoko_020_page04さあ、(vol.20) 本日発売です!!  今すぐ書店に走ってください。コンビニでの扱いも増えているので、忙しい方はぜひっ。特にコンビニは早いと3日、遅くとも1週間で返品になってしまうので、今日すぐに行ってくださいね (笑) 。

大好評をいただいた前号 (vol.19) の特集テーマ『悪役』に対して、まるで対極となる『女神』を特集して勝負じゃ。昭和40年男にとっての女神様という意味で、素晴らしいラインナップだと自信はある。そしてその中にあって、トリの大役を任せたのがオールナイターズだ。言うまでもなく『オールナイトフジ』という、クレイジーな番組から生まれた女神様たちだった。

それにしても画期的な深夜番組だった。若いとんねるずのハチャメチャぶりや、秋本奈緒美さんと鳥越マリさんから感じたなんとも言えない親近感の中にある大人の魅力、鶴ちゃんのバカバカしさなど、個性が絡み合いながら互いを高めていくような勢いがあった。サブカルの匂いがプンプンするのも好きな要因だな。昭和40年男にとっては小学生のときに親しんだ『ぎんざNOW!』の、深夜バージョンのように捉えた方が多いのではないか。これはそのままサブカルなるものの始まりと終焉時代を象徴しているようにも感じさせる。

高校3年生に上がった春に番組が始まったのは、絶好のタイミングだった。アダルトビデオ情報に注目して、出来もしないのにサーフィンネタに注目した。洋楽もディスコ向けの楽曲を多くセレクトしていて、ちょっぴりの背伸びを目一杯楽しんだのだ。そしてなんといっても、女子大生への憧れをオールナイターズによってもたらされた。大学に行けばこんなステキな女神様たちに逢える。悶々としながら自分の未来を夢描いたことだろう。素人丸出しなのに、それがよけいにリアリティを感じさせてくれ、俺たちは惚れたのだ。

その中でも特に際立った存在が、カワイイキャラの山崎美貴さんと、いじられキャラの片岡聖子さんだった。その二人がインタビューに応じてくれ、当時の凄まじさを語ってくれている注目のページとなったぞ。二人は先日「おかえりシスターズ」としてライブを行って大好評に終わり、8月にもライブが決定している。のぞいてみてはいかがだろう?
 

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1件のコメント

  1. 以前見せた山崎美貴サイン入りハンカチ貸したのに。

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