我がアイドル、桂木 文チャンの声がCDになる。

桂木文 短編小説

僕らの股間を熱くした雑誌『GORO』のグラビアに、愛しの文ちゃんが出たのは鮮烈だった。石野真子さんがセミヌードを披露した号と共に宝物として実家に残しておいたのだが、断捨離なんて言葉が流行る前からなんでもかんでも捨てちまうお袋によって、いつの間にか葬られていた。おー、まい、がっ。その文チャンが、皆さんの印象に強いのはきっと『跳んだカップル』の圭ちゃん役と、もう1つが僕らの前に姿を見せるキッカケとなったドラマ『ムー一族』だろう。

このドラマの挿入歌で『短編小説』という曲を覚えているだろうか? 文ちゃんのカワイイ声で歌い上げられたさだまさしさんのペンによる曲で、今聴いてみるとなんでヒットしなかったんじゃと思えてくるいい曲だ。白状すると、僕はこのドラマをあまりキチンと観ていなかったから、この曲の記憶がない。知らなかったとはいえ、この『短編小説』を聴きながら、あの日の文ちゃんを思い出すだけでもファンにとってはたまらない気分になれる。

なんでこの曲を引っ張り出したかといえば、間もなくワーナーから発売されるコンピアルバムに収録されるとのことで聴くチャンスを得た。当然ながら『昭和40年男』がばっちりターゲットであるから一緒に盛り上げようと声がかかったのだ。次号ではこのアルバムの仕掛人を取材してお届けする予定だ。

アルバムタイトルが『俺たちのテレビうた』と、まるで『昭和40年男』の特集のようなノリなのもいい。70年代のテレビから流れてきた、超メジャーナンバーから『短編小説』のような、ファンにはたまらないといったおもしろい選曲がされている。ネタにして語りたい歌がたくさんあって、このブログで解説をしながら皆さんとあの日を共有したいとの考えだ。ともかく、まずは文ちゃんの声がCDとなることの喜びを皆さんと分かち合いたい。バンザーイ!!

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1件のコメント

  1. ムー一族が現在BSで再放送されてますが、そのなかで短編小説が歌われていますね。
    いい曲です。

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