2級船舶免許がほしい。

ずいぶんと騒いできた船舶免許の試験に、昨日ケリをつけてきた。
パチパチパチ。

前日の夜はまさに一夜漬けとなった。
もろもろの業務をやっつけて勉強にかかれたのは夜の9時で
会社に居残ってしばらくがんばり、最終電車に飛び乗って家に着くなりそのまま続けた。
はるか昔々の試験勉強を懐かしく思い起こされる。
問題集を解いて間違ったところのテキストを広げてフムフムとうなずきながら覚えていく。
覚える量に対して出題数が少ないことが予想できるセクションは、放棄して勘に頼るという戦法だ。
すべて4択だからね。
学科に光が見えてきたとき夜中の2時を回っていた。
うん、コーヒーを入れてオールナイトニッポンにちょっと耳を傾けてもう一踏ん張りという10代を、
またまた懐かしく思い起こした。

まだまだ覚えなければならないことはたくさんある。
ロープワークとトラブルシューティング、さらに実技のイメージトレーニングだ。
バイク免許の卒検もそうだったが、実技のイメージトレーニングって結構効果がある。
1人の部屋でハンドルを握った格好でブツブツ言っているのは、もしも他人が見たら悲鳴をあげて逃げるだろうな。
そのトレーニングの合間にロープワークとトラブルシューティングを混ぜ込みながらがんばる。
ロープワークは7種類だ。
ちょうちょ結びと方結びしかしてこなかった45年近い人生に
いきなり数時間で7種類が加わるのだから、ホント人生ってやつはわからない。

4時を過ぎた。
ここのところの寝不足が響いてきた。
よし、ちょっと仮眠だ〜と、すぐ作戦をきりかられるのは成長の証かなあ。
6時に起きだして最終チェックしながら、でもやっぱり新聞とテレビはつけなくちゃだめで、
やっぱりこれから試験なのだからご飯はしっかり3杯食べなくちゃいけないし、
なんだか何をやっているのかわからないが、とにかくがんばっている姿勢だった。
さっ、いざ参る。
やり残したことばかりだが、もうタイムオーバーだ。
いざ、試験場へ!!!!!

俺の大海原への旅の一歩が始まった。
冒頭は嘘だね、落ちたらまたここに来なければならないのだから。
発表は後日なので、この続きは本誌にて。
さよなら、さよなら(古っ)。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で