中島みゆきさんの名曲。あなたならなにを挙げる?

中島みゆき 狼になりたい最新号の特集『俺たちを直撃したメッセージ』で取り上げた中島みゆきさんは、昭和40年男にとってまさに直撃されたシンガーソングライターではないだろうか。ザ・ベストテンにランキングされた『わかれうた』が最初に聴いた曲だったなあ。昭和52年に発売されてジワジワとヒットチャートを駆け上がって、翌年にはアチコチで聴く大ヒットナンバーとなっていた。日曜日の午後を彩ったラジオ番組『決定! 全日本歌謡選抜』からエアチェックした音で聴き込んだ日々が懐かしい。言葉の強さが胸に突き刺さり、それまで感じたことのない歌の魅力を知った。やがて放送が始まった『ザ・ベストテン』に映し出された写真にも、それまで知らなかったタイプの女性の魅力を感じたりもした。

次にみゆきさんの歌にまいったのは、金八先生のあの名シーンに流れた『世情』だろう。特集では『3年B組 金八先生』も取り上げて、加藤勝役を演じた直江喜一さんのインタビューも掲載している。あのシーンは昭和40年男にとってリアルタイムのタメ年だった。その僕らの胸に突き刺さった番組からのメッセージとともに、『世情』の歌詞がまた突き刺さったのだ。この名曲がなかったら、シーンはまったく変わったものになっていただろう。

さらにさらに、みゆきさんが僕らの胸に直撃したのは『オールナイトニッポン』で発せられた下品な笑い声だった(笑)。曲とのギャップに親近感を感じさせ、僕らの月曜日深夜の時間を奪い取り、火曜を寝不足で迎える者は少なくなかった。みゆきさんに魅力を感じる僕らにとって『オールナイトニッポン』は欠かせない。

今回のページでは、執筆担当者よりみゆきさんのベストテンが紹介されている。こうした作業は難しいものの楽しさも大きい。ファンならなおさらで、まるで自分の感性を整理するかのごとくの作業なのだ。僕の個人的なランキングでもほぼ異論はないが1曲だけランクインさせたいのが『狼になりたい』である。真夜中の吉野家を舞台にした人間たちの交差点が描かれ、自身と重なっていく。この歌詞にどれだけ感情移入して、また影響を受けたことか。「ビールをください。胸がやける」との世界観を自らも牛皿つまみで演じてみて、その世界を噛み締めようとしたものだ。

多くの昭和40年男にとって、それぞれに強く胸に突き刺さった曲があることだろう。それがみゆきさんの言葉のすばらしいところで、今も現役でまったく衰えていないところもスゴイ。見習いたい女性ですな。

 

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8件のコメント

  1. ブログにも書いていますが、「夜曲」です〜〜〜!
    ほとんど巷では取り上げられることのない曲ですが、みゆきさんの曲にしては、絵画的な曲(風景が浮かんで来る叙情的な曲)で、哀愁と優しさがあって、みゆきさんの中では一番好きな曲です♪ヽ(*´∀`*)ノ

  2. DJ OGIさん、まさかコメントに絡んでくださってるとは思わず、返信おそくなってしまいまして申し訳ありません!!!
    私も、「臨月」がいちばん最初に聴いたみゆきさんのアルバムで、なおかついちばん好きな(といっても最近のアルバムは聴いていないのでわかりませんがw)アルバムです^^

    みゆきさんに関しては最近の「地上の星」などなどよりも、やっぱり昔の曲のほうが好みなんです。
    夜曲が一番好きなんですが、他だと「わかれうた」「おもいで河」「雪」、あともうちょっとあとの曲で「あした」と「悪女」が好きですネ^^

  3. ずいぶん古いブログにコメントありがとうございます。

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