さあ、宴じゃ!!

昭和40年男読者さんとのコラボイベントが、いよいよ明後日に迫った。現在残すところ3席までのご予約をいただき、主催してくれた読者さんであるイベンターさんと胸を撫で下ろしているところだ。もし、明後日の午後都合がよろしい方はぜひ駆け込みでご予約ください。場所は水道橋と御茶ノ水駅が最寄りのコチラで1時30分より開始となる。なんと2000円で飲み放題(フードは各自)というリーズナブルなもの。4時30分までの3時間たっぷり飲めてこの価格はほんまかいなと少々疑うほどだが、OKらしい。さらに割り勘の2次会も開催予定なんでみんなでゆっくりと語り合いましょう。

ここで僕は弾き語りのライブをやらせていただく。ここ近年の音楽活動といえば、バーでの弾き語りと知り合いのバンドへの客演などだった。今回は小規模ながら自分のライブで、しかも弾き語りは初めてである。もう20年位以上続けているバーでの弾き語りは、お店のバックグラウンドミュージックでもあるわけだからわりと気を使う。その日のお客さんの雰囲気に合わせて曲をセレクトして歌っている。だが今回は飲み放題の宴形式とはいえ、割り当てられた時間をバックグラウンドでなく主役を張って歌う。だったらせっかくだから自身に課題を与えようと、書き下ろしの曲を入れることにした。7割程度仕上がっている曲は現在10曲を超えるほど蓄積してあるが、キチンとカタチに仕上げるに至っていないのは、自分のライブなりもしくはレコーディングなりといった音楽活動がないからだ。一時、真剣に1枚にまとめようと思ったのだが雑誌づくりと並行できるほど甘いものでなく、ひとまず先伸ばしにしている。なんとか50歳までに1枚とは思っているのだが…。本物のアーティストだったらそれでもアウトプットし続けるのだろうが、僕のようななんちゃってなヤツがそこまで追い込めるわけがなく、ただアイデアやメロディが湧いてきたときにメモのごとく書き留めてきた。その中から今回1曲を仕上げたわけだが、雑誌作り同様ここがもっとも苦労する。書き留めてきたものなんかしょせんアイデアがちょっと進化した程度でしかなく、今回のようにライブというアウトプットの機会に向けて仕上げていくのが苦労するところだということを身にしみて感じさせられた。

ストラトキャスター フェルナンデス

さて、この3点セットがアウトプットへのツールである。最近は作詞でさえパソコンであり、紙はアイデアレベルのときに使うのみだ。そこから使えそうだと思ったものをキーボードで打ち込んでいき仕上げていくのは、雑誌の原稿を書くのとまったく変わらない。曲はギターで作り、歌詞と曲をどっちから書くのかはその時次第で半々くらいだ。そしてメトロノームは絶対に必要なツールであり、最終的にアウトプットするための演奏レベルに持っていくトレーニングをするのに欠かせない。先に10曲以上のストックがあるとしたが、このレベルにいっているものはなかったということだ。今回のライブのおかげで、仕上げるに至ったのである。

バンドを組むとか誰かゲストとして迎え入れて手伝ってもらうことも考えたが、『昭和40年男』をキッカケに知り合ったタメ年落語家の立川談慶さんの影響で、今回は1人でやることにした。彼の高座を観たときにたった1人での表現というのを、僕がそれまでの人生でやったことがないことに気が付かされた。今回だって厳密にいえば声をかけていただいた読者さんのおかげであり、お店のスタッフの方も手伝ってくれるわけだからたった1人の力というわけではないが、ともかく彼に強く影響を受けていつか弾き語りでライブをと思っていたのである。それが叶う日が来た。

プロミュージシャンでもないのにたいそうな御託を並べたが、もしもお越しいただける方がいたら残り3席あるのでご予約ください。僕のメニューは7曲で、書き下ろしを1曲含んだオリジナルが5曲にカバーを2曲入れた。目玉企画として(!?)30年前の17歳の自分コーナーを設けた。さて、どうなることやら。

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1件のコメント

  1. ウワーぎりぎりですいません。せがれナシでオイラだけの可能性が出てきました。ちょっといま各種メチャメチャでして、でもとにかくオイラは行きます。せがれの分をもしお取りいただいているのなら、しとまずキャンセルで。さすればもうおひと方空きが増えるかな。

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