新譜リリース!!

いっけねー、17日にリリースされていた新譜 をつぶやくのを忘れとったーっ!! 遅ればせながらご紹介させていただこう。

 

このつぶやき ではお馴染みの フォレスタ というコーラスグループがいる。カンタンにご説明させていただくと、声楽をばっちり学んだ男女混声のコーラスグループで、鍵盤2名を入れると14人の大所帯である。BS日テレの『BS日本・こころの歌』という番組の 冠シンガー だ。名曲を未来へと歌い継ぐことを主眼にしていて、唱歌や昭和の名曲、洋楽のスタンダードなど幅広いレパートリーを持つ。ライブでは、その実力をぶっぱなすオペラまで披露するのだ。ここ近年の暮れは、彼らの第九で涙を流すことにしている (笑) 。

 

フォレスタの主戦場は、前述した週イチのテレビ番組とライブで、コロナ以前は市民レベルのホールを年間100本ほど埋め尽くした。そして4年前、テイチクよりオリジナル2曲 (「故郷に、いま帰る」/「あなたといるとき」) で苦節16年のメジャーデビューを果たした。その後もテイチクより、ライブアルバムやレパートリーをスタジオ録音したフルアルバムをリリースしてきた。そしてここにきて、“ミニ” とは付いてしまうが6曲入りのオリジナルアルバムが完成したのだ。これがいい。

 

テイチクプロデューサーの狙いが、結果的にこれまでのフォレスタのイメージからいい意味で外れている。そもそもこのプロジェクトは、コロナ禍で疲弊した日本に明るい気持ちになるようなシングルを作ろうとスタートした。昭和の香りやフォークっぽさを入れたいと、プロデューサーにより作家が人選されて、3曲のデモが上がってきたらこれがどれも捨てがたい。だったらもうちょい増やしてミニアルバムにしようと、なんだか悪ノリみたいに仕上がったのだ。

 

追加の3曲と、昭和の香りがする当初の3曲がうまく引き合って、見事にひとつの作品になっている。いやあ、作品てのは本当におもしろい化学反応を起こす。これは雑誌作りも一緒で、記事同士がいいリズムを作ってくれることがあれば、逆もある。もちろん悪くならないように記事の順序を入れ替えたりするのは、アルバムやライブにおける曲順と変わらない作業だ。てなわけで (どんな?) 、メンバーにも我々関係者にも当初は物議を醸した、アルバムのタイトルチューンでシングル曲の「君の道を」をお聴きくだされ

 

p.s.『昭和40年男』プロデュースで、俺たち世代に向けての動画も適時アップしているので、こちらもぜひっ!!
 

 

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