本日発売じゃーっ!!

 

このつぶやきでは何度も登場するタイトルながら、「本日発売じゃーっ!!」と「じゃー!!」が混在していたことを今更ながら知ることとなった。さらに「本日発売」ってのもある。ダメじゃん。令和4年は「じゃーっ!!」に統一する所存である。そう、今年最後の昭和ファミリー本の発売日を迎えたのである。しかもめでたくも大安吉日とは、やはり俺たちは持ってるなあ (笑) 。この真っ赤な表紙が今日より書店で大暴れするのだ。がんばってくれっ。

 

8月にやはり総集編で出した『我が心の梶原一騎』同様に、この勢いと気合いにあふれた書は楽書家の今泉岐葉さんの筆によるものだ。実は、前回の総集編の『燃える闘魂アントニオ猪木』を含み、3つとも彼女の筆で勝負することも考えた。が、やはり猪木さんは汗のほとばしるような写真だろうと決めて打ち込み、今回は予定どおり書で作ることを決めて発注した。待つことしばし、仕上がりを見せていただき大満足すると、さあどんな表紙にするのかは僕の出番である。こんなにもシンプルなものながら、デザイナーと何パターンも作り込んでは今泉さんにも相談しながら仕上げた。うむうむ、僕自身は満足である。

 

で、今回の内容がすごい。もう得意技と言っていいだろう、むちゃくちゃ熱苦しいのである。そりゃそうだ、僕が個人的に大好きな連載企画「ガツンとひと言。兄貴の説教」がほとんどを占める一冊である。『ザ・タイムマシン』と名付け、やはり連載企画の『夢、あふれていた俺たちの時代』を引っ掻き集めて10ヶ月に渡り5冊作った。そこからの立ち上がりで、梶原一騎、アントニオ猪木に続いてこの『生涯現役 還暦上等』までが、“熱い男心3部作” である。今日発売のコイツは錚々たるメンバーの金言が並び、諦めない俺たち世代にとってバイブルになるはずだから、絶対買ってお正月に褌を締め直して欲しい。

 

売れる売れないはわからないが、コイツを出せたことに強く満足している。『昭和50年男』から編集の久保田を引っ張り出して、3つの書き下ろし原稿を編集してもらった。この3つに関しては書き口を揃えたいからと、ライティングはタメ年の濱口に一任して、忙しいところ18ページを持ってもらった。感謝である。くどいようだが、お正月に気合いを充填する効果が、この一冊には必ずある。さあ急げ、書店であなたを待っている。
 

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