本日発売じゃーっ!!

 

先週の月曜日にカワイイ弟の『昭和50年男』(vol.013) を発売したばかりだってのに、またまたお騒がせな俺だぜぃ。その名も『燃える闘魂 アントニオ猪木』ときたもんだから驚きだぜぃ。直球がど真ん中にズバーンだろ。さすが『昭和40年男』なんて雑誌名の生みの親だけある。サブタイトルに「1972-1988 昭和新日激闘史」としてあるとおり、これもストレートに新日における猪木さんの闘いを網羅した一冊である。僕のつぶやき読者なら知っているだろうが、基本は過去記事を集めたのが『昭和40年男』の総集編シリーズだから、全部持っているようなヘビーユーザーは買ってはいけない。ただ、レイアウトを変えたり、再度校正してよりよくなるように手を加えたり、随所に扉ページを作ったりと工夫を施しているので、立ち読みでも構わない (書店さんごめんなさい) ので目を通していただきたい。ついレジへと運んでしまうかもしれない仕上がりだからご用心あれ (笑) 。

 

巻頭にプロローグとして、読み応えバッチリの書き下ろしページを22ページ突っ込んだ。トップを飾るのは「愛弟子が語るアントニオ猪木」と題した、髙田延彦さんへのインタビューだ。3歳年上の髙田さんはビシッとネクタイを締めてジャケットを羽織っての登場で、レイアウトを見た瞬間に思わずカッケーとつぶやいてしまった僕だ。特に最終ページのカットは自信作で、同世代諸氏は兄貴の若々しさとかっこよさから刺激をもらえることだろう。髙田さんでまず8ページが展開されている。

 

続いては「アントニオ猪木とは何か? それを考えることがプロレスだ」とくる。おおーっ、いいタイトルじゃないか。『1976年のアントニオ猪木』の著者でノンフィクション作家の柳澤 健さんと、『昭和40年男』でもおなじみの『週刊プロレス』元編集長のターザン山本さんが対談形式で大いに語ってくれた必見ページだ。

 

そしてプロローグのトリを飾るのが「実況席から見た全盛期のアントニオ猪木」で、タイトルのままに実況席から猪木さんの戦いを俺たちに伝えた、“燃える闘魂” の名付け親でもある舟橋慶一さんのインタビューだ。猪木さんの戦いの芸術性にまで言及する愛のある言葉の数々は涙ナミダで、立ち読みの方はハンカチをお忘れなく。売り物を濡らさないでくれっ。さあ、書店へと急げ〜!!
 

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