31歳の誕生日。

この写真でな〜に言ってんだかとお思いになったことだろう。写真左は「浅草秘密基地」の舞台となっている浅草のショットバー「FIGARO」のマスターで現在69歳。右の僕は56歳だから合わせて125年の年月を生きてきた、もはや化石と言ってもいい2人だ。出会ったのは30年とちょっと前のことで僕はまだ27歳になっておらず、マスターもおそらく40の大台には届いてない頃だろうか。うーむ、思えば遠くに来たもんだ。

 

今年に入ってほとんど営業ができていない「FIGARO」で、「浅草秘密基地」もまだ再開の発表は先になりそうだ。が、そんな折の昨日は「FIGARO」の31回目の誕生日だったのだ、パチパチ。ショットバーの形態で31年続いているのは快挙だと言える。で、世話になっている僕だから花を持って久しぶりに「FIGARO」で酔いしれた。きちんと感染症対策しているお墨付き店であり、酒は8時までしかオーダーできなかったから酔いしれたというのは嘘になるが、それでもバーで一杯呑る快感が染み渡ったのだった。

 

去年は30周年だったから、盛大なパーティを開催する予定だった。僕は5年刻みの周年祭を切り盛りする。マスターに酔っ払ってもらって、常連の皆さんとの会話を楽しんでもらう役どころだ。が、去年はコロナのバッキャーローのせいで見送り、その時点では来年に30&31周年パーティをやろうと涙を飲んだ。そしてまさか、翌年のこの時点でまだバッキャーローが収まっていないことは全く想像しておらず、再度涙を飲むことになろうとは全くの想定外なのだがこれが事実だ。そして現時点でさすがに来年には…、というのもなんだか去年の今頃より自信がない。弱気にならざるを得ないのは、報道のあり方が大問題だと思っている。

 

花を渡しながら「おめでとう」は言えても、感謝の言葉を面と向かって言うのは照れ臭い。が、ここでつぶやく分には照れなくいけるから、聞いておくれよ (なんだか斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」みたいだ・笑) 。マスターの笑顔と元気はいつも僕をハッピーにしてくれます。さらに磨きをかけて僕をもっともっとハッピーにしてくだされ。いつもありがとう。ヘヘッ。
 

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