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若者よ飛べと涙する昭和40年男。

2017 年 2 月 18 日 プロデューサー コメント

IMG_4532昨日は兵庫県の明石で、『KRP三陽工業&RS-ITOH体制発表会』なるイベントがあり出かけてきた。バイクレースの話がこのブログでは多くて恐縮だが、僕の仕事は『昭和40年男』のプロデューサーでありながら、ウチの会社が奮闘しているバイク業界でも数々の騒ぎを起こすプロデューサーだから仕方ないですな。興味のある方は、今日もお付き合いください。

 

 

RS-ITOHさんは、全日本選手権を戦うプライベーターだ。長いこと実直にひたすらレースに対峙してきた愛すべきチームである。そこに今年はカワサキのパーツを請け負ってきた三陽工業が協力体制を作り、新たなチャレンジを始めるとのことだ。三陽工業の専務に言わせると、これまでのカワサキとの繋がりに対する恩返しがこのチーム体制を作ったそうだ、パチパチ。

 

 

このチームで戦うライダーが今年29歳になる岡村光矩選手で、これまでイベント仕事で5~6回のトークショーを展開してきた若者だ。若いのに考え方がおっさん(しっかりしているとも言う)で、個人的に大好きなナイスガイなのだ。彼が国内レースの最高峰『JSB1000』に参戦することになるとは思いもしていなかった。というのも、そのおっさん的思考は、トークショーでこれからの若者のために道を開くみたいなことを言っていたからだ。「お前が若者じゃん」と、ステージ上で突っ込みたくなったがそうさせない若おっさんで、僕が彼を大好きなゆえんである。だがその考え方は、少しずつ一線から遠ざかることを予想させた。だから昨日は、そこから大逆転となるラストチャンスへの晴れ舞台だったと感じた。

 

 

挨拶でこう語った。「僕はライダーとしてもっとも大切な役割は、関わってくださるすべてのみなさまの想いを繋ぐことだと考えております」と。くーっ、やっぱり若おっさんだよ、泣けてきた。そして「レースとは、とても魅力的で熱いスポーツです。レースを知らない方々にも届くように、走るだけではなくレース以外でもさまざまな活動にトライしていきたいと思っております」と続けたのだ。レーサーってのは己をただひたすらに前へと押し出していく。そのなかにどんな想いを込めるかは人それぞれであり、岡村選手はただひたすらに愛するレースを盛り上げたいと願っている。その気持ちが全日本選手権でどう表れるのか。今年のチャンピオンを目指す存在ではないものの、想いが走りになる姿はきっと我々に感動をくれることだろう。またひとつ、今年の全日本選手権に楽しみが増えた夜だった。

 

 

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