小振りのさんまに我想う。

今日の東京はだいぶひんやりとしてして、いよいよ秋の深まりを感じさせる。明日よりまた新しい月が始まり、いよいよ6枚綴りのカレンダーもラスト1枚ですな。手帳には忘年会が入り始めていて、くる年の予定もチラホラと舞い込んできた。月が変わる度に思うことは、毎日をしっかりとホールドしないと本当にイカン。小さくともよいから、1つでも多くの結果を生むことを意識していきたい。身体、家族、友人知人、そして仕事に対して強い意志をもって接しましょう!!

さんまと、仰々しい前ふりにさんまかよ(笑)。11月に突入ということは、今年最後になるかなというさんまがつい先日食卓にのぼった。さんまといえば、今年はかの国の爆漁が話題になった。それだけが起因しているわけじゃないかもしれないが、今年のさんまは満足いかないものばかりった。報道どおりで、売り場では例年よりも小振りなものが並んでいるのを見続けた。当然ながら脂の乗りは悪く、我が家の食卓にのぼったものは、これまで秋を彩り続けてきたものとは比べものにならないものばかりだった。50歳のメモリアル秋に残念である。

でも、よくよく考えればご飯のおかずとしては十分にうまい。比べてしまうから残念なだけで、この日はもう割り切って「うめぇー」を連発したのだった。

さて、冒頭に戻るか。50歳を過ぎた、もしくはもうすぐ過ぎる俺たちだから、以前より小振りに見えないようにひたすらに努力したい。突っ張って突っ張って生きていきたいじゃないか。脂は放っておけばいくらでも乗るのは困りものだが…。逆に、人生が小振りになっていく人とこれからたくさん接することだろう。きっと、ほんの一部の英雄をのぞいたら遅かれ早かれ誰だってそんな部分が出てくるはずだ。だからそこには寛容でいたい。今年のさんまに「うめぇー」を連発する心を常にキチンと持ち合わせたい。50歳ってそんな歳なんだなと、深まる秋の日につくづく想うのである。

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