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本木雅弘さんインタビュー速報。

2010 年 11 月 2 日 プロデューサー コメント

昨日は本木さんのインタビュー取材だった。
いつのぞんでもインタビュー取材はおもしろい現場であり、緊張の現場でもある。
面識もない人にズケズケと土足で入り込んでいって、
呑み屋でもしないような質問をバシバシするのだから。
ましてやタメ年でという楽しみがこの本づくりの現場では味わえる。
そして本木さんといえば、ブラウン管(古っ)を通して
10代からの変化を知っている人なのだから、これはよけいに楽しくなりそうだなと
ワクワクしながら会場である青山のホテルで彼を待った。
到着して車から降りてくる彼、うわー、カッチョいい。

 

俺たち世代にとっては『2年B組仙八先生』で知り、シブがき隊のモックンとして認知し、
やがてananの表紙とか写真集とか『東へ西へ』のカバーだったりといった
ちょっとエッジの立った芸能人へと変わり、
『おくりびと』や『坂の上の雲』などの大物俳優へと変化してきた。
その変化の底にあるものを見つけたいというのが
昨日のインタビューにのぞむ僕の目標だった。

 

この日にのぞむ準備として、『おくりびと』や『坂の上の雲』を見ながら
パソコンにキーワードを打っていく。
他の雑誌などがつづったインタビュー記事を拾う。
だがどんなに準備しても足りず、逆に実はまったく準備しなくても
内容は変わらないのかもしれない。
しょせんは僕の能力によるところが、記事の善し悪しの9割以上を占める。
とくにインタビュー記事の場合は、人間力とか回転、知識やリズムなどなどである。
それでも時間を費やして準備するというのは、
自分は本木さんのことをわかって話を聞いているんだという自分への余裕のためかもしれない。
2時間30分にも及んだインタビューではあるものの、
それで彼の人生をどこまで書くことができる?
よくよく考えれば無責任な話である。
45年近い(12月生まれ)葛藤や仕事への情熱と挫折をたったの150分で訊くというのだから
せめて誠意だけは込め、くどいが準備したのだぞという気持ちは大切な気がする。

 

本木さんはものすごくまじめな方で、自分をごまかすような言葉を使わない。
だから途中でよく考え込み、うまい言葉が見つからないと残念がる。
無責任なインタビュアーに対して、それが痛いほど伝わってくるのだ。
飾らない、ごまかさない、そして誠実に言葉を選んでくれる。
それとね、あの強い目と対峙しながら2時間以上話すのは、
自分にとってものすごく大きな経験になった。
なんだか言葉よりも目の方が、心の中にある言葉を直球で紡いでいるような気がしてならなかった。
4号での宇宙飛行士野口さんの25分インタビューとはまた違った
疲労感と充実感が、どっぷりと残ったのだった。
この記事は次号のタメ年のスゴイやつで掲載するのでお楽しみに。

 

<追記>
本日から東海道を徒歩にて旅します。ツイッターで随時報告しますね。
(ほぼつぶやきっぱなしになるだろう失礼をお許しください)

 

  

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