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楽しいご近所づきあい。

2010 年 10 月 17 日 プロデューサー コメント

これまでご近所づきあいというものに消極的だった。
普段の挨拶や世間話程度を交わすことなど、表面上ではキチンとしていたものの
ズケズケと入り込んでいくようなつき合いはなかった。
今の街に住み始めて8年が経とうとしているのだが、
ここで初めてご近所に仲良しの呑み友たちができたのである。

 

一つ目の大きな要因は犬(雑種♂6歳)を飼ったこと。
犬っころを飼うなんざ自分としては信じられないことだが、
父親を亡くしてぽっかりと空いてしまった穴を埋めたかったのだろう。
女房の願いに負け飼い始めたのだった。
犬というのはやっかいなことに散歩をものすごく好む。
毎日2回、多摩川の土手を彼女はテクテクと歩く。
その土手にはペットブームと言われている昨今を反映しているかのごとく、犬っころが溢れかえっていた。
これにごくたまについて行くと
「あらー、今日はパパも一緒なの〜」
などと言われる。その度に
「パパじゃねー、飼い主だ」
と、ムッとするがグッとこらえて挨拶を交わした大人な俺である。
実に多くのご近所の方々と知り合いになっている女房に感心しつつ、いいものだなあ、近所づき合いとなっていった。
ごくたまにだが、この犬つながりで呑み会まであるのだ。
もちろん場所は多摩川の土手で、アウトドア満喫なのである。
と、犬繋がりでの仲良しさんが増殖していったのだ。

 

もう一つが、嶺町ソフトテニスクラブの面々である。
えっ、編集長テニスやるの?
いやいや、こいつも情けないことに女房が参加したチームである。
中学時代に軟式テニス部に所属していたらしく、
ある日あの特徴的な“パコーン”の音に誘われて小学校の校庭をのぞいたら
年齢層の幅広い男女が一心不乱にボールを追いかけていたそうな。
ソッコーで「私も混ぜてください」と入部になったとのこと。
もともとはこの小学校に通う父兄たちのサークルで
イメージとしてはママさんバレーのようなものなのだろうが
現在の部員さんで子供が通っている者はいない。
であるから、年齢層は結構高い方が中心なのだ。
このクラブで年に1回、部内大会なるイベントがある。
その名の通り、部員たちが日頃の練習の成果をぶつけ合う試合形式の大会である。
ここに俺は4年前にカメラマンとして呼ばれ、毎年うまい具合にイベントの合間にはまり
ぬぁんと4年連続で参加できている(これって奇跡的だよ)。
朝から夕方までめいっぱい使っての全試合を追いかけるのは、8耐の取材なみにハードである。
でもね、このファインダー越しに躍動する人たちが、すっごく感動的なのだ。
還暦越えを含めた老若男女たちが、本気でボールを追いかけている表情が実にいい。
僕は毎年たくさんのエネルギーをもらっている。

 

試合後は打ち上げで、これまた楽しい。
まさに近所づきあいで、つくづくいい街に住んでいるんだなと思う瞬間である。
チームの心を支える最高齢コンビの1人が名ゼリフを吐いたよ。
「どんなボールでも諦めないで拾う。拾いさえすればポイントに繋がっていくんだから」
人生そのものですな、ありがとうございます。

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