明日への夢と元気を満載 〜大編集後記。

さて、長く続けてきた大編集後記も今日でおしまいにするかな。ぐるっと戻って今回の特集の主役を演じてもらった小泉今日子さん取材記の裏話で打ち上げたい。

 

走り出したのは去年の暮れだった。副編の竹部がキョンキョンにオファーしたところ、会って話をしてから出る出ないを決めたいとのことだった。同行することにして雑誌については僕から、特集の骨子を竹部から説明させてもらう作戦にした。ピンポーンと都内某所の事務所のベルを鳴らすと、出てきたのはご本人だった。うん、このビックリは経験がある。特集を萩本欽一さんで組んだ時のことだ。約束の場所で待っていると、前ぶれもなくたった1人でフラッと現れるじゃないか。と、その日をフラッシュバックさせる不意打ちだった。そしてもう1つのビックリは、写真のとおりの顔の小ささだ。表面積は僕の半分以下でなかろうか。心が叫んだのは「顔、小っちゃ」だった。

昭和40年男は懐古雑誌でないといつもの力説が始まった。「僕ら世代は当時の大人たちのがんばりを享受しながら成長したのに、散財してると思っています。もっと社会に還元しないといけないと考えて、過去の熱から今こそ学んで活かしたいんです」と、もうこれまで何百回、いや、きっと何千回と吐いてきたセリフを投げると小泉さんの気持ちがピクリと動いた気がした。強くシンパシーを感じてもらえたようで、さらに竹部の見事なプレゼンも相まって取材快諾となったのだ。

 

うれしかったのは、社会への問題意識がキャラからは想像できないほど熱い。これを知れたことが今回の取材における僕の宝物だ。そして今日の写真のこの言葉を俺たちにくれたのだ。やろうぜ、キョンキョン。いこうぜ、同世代諸氏よ!!

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