東北復興取材。

今年のファイナルとなる取材から、ついさっき帰ってきた。昨日今日の2日間で連載中の『俺たちの責務』ロケに出かけてきたのだ。なんとも今年を象徴するかのごとく締めくくったことになる。ものすごくツライ現実を見させられる現場で、体だけでなく心の疲れがプラスされて、ヘトヘトの今だ。次号では4ページでの掲載を予定していて、写真を中心に展開しようと思っている。これが9ヶ月を経ての復興の現実であるというページにしてお届けする。ロケの最後に、津波による塩害にあった農地で汗を流すタフな男、前号でも掲載した相澤さんを訪ねたのだが、残念なことに留守で会えなかった。名刺に「よいお年を」とメッセージを書き残し、来年の再開を楽しみに取っておいて、相澤さんの畑を後にしたのだった。今日はこのコーナーとしては珍しく、写真をたくさん見ていただこう。メモ程度のカットばかりで恐縮だが、誌面では武田が収めた迫力のカットをお送りするのでご勘弁願いたい。これが9ヶ月を経た宮城県の一部である。

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