基礎疾患とは?の巻

新型コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向にあるなかで、危機感のない政府の対応に不安と憤りを感じる今日この頃です。まぁ、いろいろ不満や不安を口にしてもしょうがないので、自分ができることをやる! まずは身を守り、(かかっていたとしたら)人にうつさないに徹する!とあらためて気を引き締めている週の始まりです。

緊急事態宣言もあって、5月から先送りになっていた編集部・まつざきの青森への帰省ですが、延期時期を9月の第一週として計画をたてていました。先週から首都圏の感染者が急激に増加したこともあって、どうしようかと悩んでいましたが、昨日実家の母の様子見に電話をかけたところ「9月には帰って来ないで」と言われ、この一言で無期再延期が決定しました。関東地方から戻った人によって2ヶ月ぶりに新規感染者が出てしまった地方都市では、そりゃあ敏感にならざるを得ないだろうなというのを強く感じることとなりました。仮に、首都圏エリアで生活している娘や息子が里帰りだといって帰ってきたとしたら、県内で自粛生活をして感染予防を心がけている人たちに申し訳が立たないと考える人もいるということです。ご近所に万が一にも迷惑をかけたくないという母の気持ちを考えれば、ここは帰省をあきらめるのも親孝行のひとつであると考えての結論です。誰にも恨み言を言うつもりはないけれど、本当に帰省したかったので心の底から残念としか言いようがないです。

そうかと思えば、「県外への不要不急の移動は控えていただきたい」つい2週間ほど前には東京都知事がそう言っていたはずのに、GoToキャンペーンとかいう旅行を推奨する、キャンペーンの実施が前倒しされるとか…???これは一体どういうことなんでしょうか???経済を動かすために、感染拡大リスクしかないキャンペーンを行うことの意味が全く理解できないのですが、これで「旅行に行きたい!」という人はいるのでしょうか?(きっと、いるんですよね…)

基礎疾患とはどういうものを指しているのでしょう

では今日の本題に入ります。「若者は感染しても重症化しない」「高齢者や基礎疾患のある人は重症化しやすい」といった言葉がすでに刷り込まれてしまっていると思いますが、そもそもこの表現事態がなんとなく曖昧です。若者だったら基礎疾患があっても大丈夫なのか?そもそも若者とは何歳の人を指しているのか?10代未満の子供は「若者」に含まれているのか?たとえば「自分は若い!」と自負している65歳は高齢者なのか?などなど、ついつい素朴に疑問が湧いてきます。あなたも、「若者」誰?「重症化」どの程度?「高齢者」65歳以上?「基礎疾患」て、どんな?と思ったことはありませんか。

なかでも、特に気になるのは「基礎疾患」ではないでしょうか。基礎疾患が何たるかを知らないことには判断もできないところなので、あらためて見てみると、厚生労働省が示す基礎疾患とは次のように明記されています。

1.慢性呼吸器疾患
2.慢性心疾患(高血圧を除く)
3.慢性腎疾患
4.慢性肝疾患(慢性肝炎を除く)
5.神経疾患・神経筋疾患
6.血液疾患(鉄欠乏性貧血と、免疫抑制療法を受けていない特発性血小板減少性紫斑病・溶血性貧血を除く)
7.糖尿病
8.疾患や治療に伴う免疫抑制状態
8-1悪性腫瘍
8-2関節リウマチ・膠原病
8-3内分泌疾患(肥満含む)
8-4消化器疾患
8-5HIV感染症・その他の疾患や治療に伴う免疫抑制
9.小児科領域の慢性疾患

糖尿病、リウマチ・膠原病以外はちょっとわかりにくいので、いくつが具体的な病名の一例を挙げているみるとこんな感じです。

  • 血液疾患(白血病、悪性リンパ腫など)
  • 消化器疾患(胃潰瘍、胃がんなど)
  • 慢性呼吸器疾患(COPD[慢性閉塞性肺疾患]、気管支喘息、肺がんなど)
  • 慢性心疾患(心臓弁膜症など)
  • 慢性肝疾患(肝硬変、肝臓がんなど)
  • 神経疾患・神経筋疾患(パーキンソン病など)

我が家では、私が気管支喘息(小児から50年以上)、連れ合いが悪性リンパ腫(寛解から5年経過)治療後遺症による慢性心疾患と、二人とも明確に基礎疾患を自覚、治療継続中です。自分はこれらの病気と診断されていないし治療もしていないから安心と思った方もいるかもしれませんが、たとえば年に一度の健康診断で、「要再検査」とか「要治療」などと診断されても、今はなんともないからといって放置したりしていませんか?それはもしかしたら「基礎疾患」のひとつなのかもしれません。本来なら治療が必要な状態なのに何もしていないだけ、病名を告げられていないだけなのでは?自覚のない隠れ基礎疾患という人が中高年のなかには少なからずいるような気がします。

今だからこそ、自分の身体をちゃんと知っておこう

新型コロナウイルスに感染した場合、基礎疾患がある人は、ない人と比べれば重症化、最悪の場合死に至る可能性があることはこれまでに亡くなった方の事例である程度明確に言われていることです。市中感染やクラスターが発生していることから、自分が基礎疾患をもっているかどうかということはきちんと理解しておいたほうがいいようです。これを機に、病院嫌いで健康診断結果をすっ飛ばしていたという方も自分の身体としっかり向き合ってみてはいかがでしょうか。

また、自分は本当に健康そのもの、医者からも太鼓判を押されているという人でも、感染したら発症しない分、人にうつしてしまうという可能性が大いにありますので、健康な方はぜひ感染源になってしまわないように気をつけてください。長引くほどに「こんなのインフルエンザと変わらない」とか「騒ぎすぎ」と言い出す人が増えている気もします。まだ実態(後遺症や完全に有効なワクチンなど)がわからない以上、とにかくかからない、拡げないことを心がけるしかありませんので、暑くても人が視界に入るくらいのところではマスクは必須と考え、手洗いも忘れずに!

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