大事なのは感染させないこと。の巻

新型コロナウイルスにまつわるニュースでは、日々その罹患者や死亡者の数の増加が伝えられ、今日はタレントの志村けんさんが亡くなったという、非常に残念なニュースも飛び込んできました。

特に持病がなかったという志村さんは、70歳とはいえ現役バリバリのタレントさんですから、きっとまた回復して、お茶に間にその元気な顔を見せてくれると思っていました。体外式膜型人工肺(ECMOエクモ)を使っての治療をしているとの報道でしたから、かなりの重症であるということは想像していましたが、23日に新型コロナウイルスによる肺炎と診断されてからわずか1週間後の悲報でした。

不思議なもので、毎日「死者〇〇名」と言われても、あまりピンとこないのに、一方的とはいえ「知っている人」が亡くなったと聞くと、新型コロナウイルスがさらにとてつもなく、恐ろしいものに思えてきます。そしてそう感じているのは私だけではないだろうと思うのです。

自粛ムードも、まさに厳戒体制に向かおうとしていますが、一部の人たちのなかでは「大げさすぎる」と軽視している人も見受けられます。日本が、イタリアやスペインのようになることはあり得ないと、何の根拠もなく思っている人が多すぎるのではないでしょうか。イタリアやスペインだって、ほんの何週間前まではきっとそんなに感染が広がるわけがないと思っていたはずです。爆発的感染拡大する要因はなんなのか?国や地域によって広まりやすい、広まりにくいという違いはあるのだろうか?今は詳しいことはまだ何もわかっていないようです。そんな状態で、不要不急の外出を控えることもなく出歩いている人たちは、もう少しこの事態を深刻に受け止めてほしいと思います。とにかく、「仮に自分は感染してもどうせ治る」という考え方は今日を限りにあらためてほしいと思います。自分は治っても、自分が感染させた不特定多数の人が重症化、最悪の場合亡くなってしまうこともあるということを考えてください。

今はマスク不足の状況で、したくても手に入らないという人もたくさんいると思います。しかし、先日のコラムでもお伝えしたように、布とゴムがあればマスクの手作りは可能なんです。普通の布地では、抗ウイルス効果は少ないかもしれませんが、それでも全くしないよりは飛沫は防げるはずです。自分はかかっても平気と思っている人は、今からでも遅くありませんので「人にうつさない」ことが大事だということに、考え方を切り替えてほしいです。

つい何日か前まで、テレビでみんなを笑わせてくれていた志村けんさんがこんなにもあっけなく亡くなってしまうという新型コロナウイルスの怖さを再認識した編集部まつざきです。子供の頃に「8時だヨ!全員集合」で育ったと言っても過言ではない、昭和40年男ですから、志村けんさんの訃報に大きなショックを受けている人も多いと思いますが、だからこそ、「対岸の火事ではない」ということを、自分自身も周りの人にも伝えていってほしいと思います。

首都東京が封鎖になるかもしれないという、人生50数年生きてきて、初めての事態に遭遇するかもしれませんが、どうぞパニックを引き起こさず、冷静に、そして一人ひとりが「感染しない・させない」を心がけてこの事態をなんとか乗り切りましょう。

新型コロナウイルスに感染しないまでも、普段とちがう生活サイクルを強いられて、ストレスがたまったり、体調をくずしてしまうことも考えられます。暦のうえではまもなく新しい年度を迎えますが、早い時期の終息は、一人ひとりのきちんとした対策にかかっていると思います。政府に対する不満や不安ももちろんありますが、それを陰で言っても何の解決にもなりません。とにかく一人ひとりができることをするだけで、感染の拡大はずいぶんと防げるはずですから、しつこいようですが、もうひとつ上の危機意識をもちましょう。

そして最後になりますが、志村けんさんどうぞ安らかにお眠りください。

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