血液クレンジングってどんなもの?の巻

皆さんは「血液クレンジング」というのを聞いたことがありますか?最近タレントやモデルなど、有名人の「体験しました!」みたいなステマで話題になっています。クレンジングというと、何やらきれいにしてくれるのではないだろうかと想像してしまいますが、この血液クレンジングについて、警鐘を鳴らしている医師がいるという記事を見て、ちょっと怖いなぁと思ったのでその血液クレンジングについて少し調べてみました。

そもそも血液クレンジングというのは、どういうものなのか?どんな効果があって(その効果を期待して)、どういった人が受けているのか?費用は?どこでやってもらえるの?などなど、まずは素朴な疑問だけでもたくさん浮かんできます。血液クレンジングはまたの名を「オゾン療法」と呼ばれ、体内から100~150ml程度の血液を採取し、そこにオゾンを加え、その血液を点滴の要領で再び体内に戻すものというのが、ざっくりな手順で、料金は保険適用外で全て実費。1回あたり1万円台から3万円台とまちまちです。2万円くらいで血液がきれいになるなら高くないんじゃない?なんて簡単に飛びついちゃってもいいものなのでしょうか?

 

 

クレンジングといっても血がきれいになるわけではない?

「オゾンによって活性化された血液」を再び体内に戻すことで、疲れが取れる、肩こりが改善されるなどの効果を感じる人もいるようで、若返る、アンチエイジング効果があるなど、真偽のほどが定かでないような情報も飛び交っています。安易に受けて、逆に体調をくずす人もいるようですから、「ドロドロの血液がきれいになるんだ!」なんていう発想で気軽に受けることはあまりおすすめできないかもしれません。こういった血液クレンジングは、主に美容クリニックなどで受けられるようで、医療というよりはエステ感覚に近いのかもしれませんが、効果がないどころか、逆に害があるというドクターもいます。だるさを感じるなどの副作用は、実際施術しているクリニックでも公表されています。

取り出した血液にオゾンを加え…つまり酸素濃度の高い血液を体内に戻すわけですから、考えようによっては過呼吸状態に近い感じですよね(素人の憶測ですが…)? あくまでも透析ではないので、血液中の「不純物を除去してくれる」というわけではないのです。そもそも健康な人なら、必要がないというか、あえて副作用のリスクを覚悟してまでやることなのか?だんだん疑問に感じてきました。体内に酸素を取り込むのが目的であるならば、その時間とお金を、どこか空気のよいところに行って森林浴をしたりトレッキングに費やしたほうがよほど健康的なのではないでしょうか。

民間療法は自己責任と心得るべし!

かつて「脂肪吸引」で亡くなった方がいましたが、やせるために安直に脂肪だけを抜き取っても健康にはなれないどころか、死に至るほどの危険があることを知りました。仮にうまく吸引できたとしても、脂肪をため込んでいる身体のメカニズムが改善されない限りは、一時的にやせたとして、健康上の根本的な問題解決にはならないのです。この血液クレンジングもしかり、一時的に「スッキリする」ということはあるのかもしれませんが、外から手を加えなくても、自分の治癒力で血液を活性化できるようにならなければ、身体に負担をかけるだけになりかねません。とかくこういった健康にまつわる新しい情報には踊らされることも多いようですが、人がいいと言っているからといって自分にも合うとは限りませんから、慎重になってもなり過ぎることはないと考えましょう。

アンチエイジングや若返り…なんて魅力的な言葉にふらっとする年頃ではありますが、そうそう都合のいい話はないですから、健康への道は地道にコツコツと!

(本コラムは血液クレンジングやオゾン療法および脂肪吸引を真っ向から否定するものではありません。リスクを理解したうえで、それ以上の効果を期待できるという考えのもと、施術を受けることは個人の判断によるものと認識しております。ご了承ください)

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