沖縄辺野古の座り込み。

昨日まで沖縄に出張していた。取れた飛行機までの空き時間を使って、問題の山積する辺野古へと向かった。キチンとした予備知識があるわけでなく、軽々しく取材には踏み込めないが、ともかく状況だけでも知ることを目的にした。

 

 

 

 


写真が座り込みの場所になる。サイトを見ればわかるように、5年以上にわたってここから叫びを発しているのだ。昨日もそれはそれは強く激しく政府を批判する言葉が並べられていた。見ているこちらの心に突き刺さる言葉だ。魂の叫びだ。冒頭でも述べたように軽々しく取材はできないし、極めて短い時間の滞在だったため、写真と雑感レベルでのご報告になってしまうが、フェンスの向こうに見える建設状況は想像以上に進行していた。そしてそこはすでにアメリカなんだと強く感じさせられた。

 

次々に人が入れ替わりながら、マイクを通して言葉を述べる。戦いだ。頑張ろう。安倍政権を倒せ。生活を守るために体を張る。記者たちに向けては、命がけで報道して欲しいと嘆願するのだった。この程度のことしか書けない自分が情けなくなるほど、現場は熱を帯び座り込みの参加者たちの思いは強かった。

 

歌も出る。沖縄を返せ、沖縄に返せ。今こそ立ち上がろう、今こそ奮い立とう。と、参加者たちの声がピタリと合ってやはり強く響き渡って突き刺さってくる。絡み合っている要素が多すぎることは頭でわかっているものの、現場で感じ取れてしまうのは強要だ。それでも叫びを止めない姿勢に人間の尊さが見えたことが、自分の中に残った唯一の収穫である。そして、命がけの報道でないことが大変申し訳なく思っている今日だ。

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