胸騒ぎの鈴鹿サーキット。

随分と以前から、ここでつぶやきどころか騒いできた「鈴鹿8耐」がいよいよ今日決勝となる。昨日はまさかの台風で大雨に見舞われて、多くのコンテンツが中止となった。金曜日の予選で10番目までに入ったチームが、たった1周で予選の最終順位を決めるトップテントライアルも中止となってしまい、金曜日の順位が確定となった。それを受けて昨日の夕方に行われた記者会見が写真だ。ヤマハ、カワサキ、ホンダの順で、まさしく順当に3つのワークスチームが並んだのだ。

 

今日の午後7時半にどんな結果が待っているのだろう。僕にとって取材歴20周年を迎えた8耐だ。33歳の夏に生まれて初めて取材を敢行して、現在53歳までほぼ毎年となる20回目の「鈴鹿8耐」になった。この取材歴の中でも最も緊張している朝で、なんでこんなにドキドキするのか自分でもわからないほど興奮している。

 

▲会場前の観客席がやがて観戦者で埋まり、今夜7時半には色とりどりのライトが振られる中、歓喜のゴールを迎える

昨日今日はカワサキブースでMCの仕事を仰せつかり、ワークスチームを含む今日カワサキで闘う11チームと全日本で走る渡辺選手、カワサキ直系のチームグリーン元監督の 釈迦堂さん とトークショーを行なった。すべての時間を足すと4時間を軽く超えただろう。昨日の4時間耐久は豪雨のため切り上げて終了になったので、僕の方が耐久した (笑) 。

 

ライダーたちはコンマ1秒のためにしのぎを削る。それに学べるから僕はレースの現場が大好きなんだ。前だけを見て走る彼らから学びたいからここにいるんだ。さあ、僕も僕の世界を精一杯走る。
 

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