平成の味が見つからない昭和40年男!?

うんちくなんか何もなく、でもほっこりとうまい昭和なそば屋が好きだ。知らない街を歩いていても、店の前にホンダのカブがあり、食品サンプルに埃がうっすらなんて店を見つけるとついつい入ってしまう。そんな店に必ずあるセット物は、いつも僕のダイエットを邪魔する。昨日の昼休みも、カレーが食いたいなと思った瞬間に頭の中でそばがセットされていて、以下の2種で迷った。

 

 

 


言うまでもなく、カレーがメインかそばをメインにするかがポイントだ。昨日食った上の店のカレーセットは、ミニのもりそばもあるがここでは断然たぬきそばだ。ミニなのにしっかりだしに火を入れる。熱々で本気のたぬきそばとジャガイモと肉がゴロゴロしているカレーはまさにそば屋が誇る昭和なカレーである。

 

一方、下は最もよく食うカレーセットで、シャッキリと固めに茹でられたもりそばがたまらない。カレーもやはりそば屋らしい美味で、グリーンピースに思わず笑みが浮かんでしまう昭和ルッキンもグッド。最も多くなってしまうのは、カレーが食いたいなと思った日だけでなく、今日はもりそばで軽く済まそうとして入店して「もりそば……、にミニカレー付けてください」とついオーダーしてしまう。と、いずれもダイエット中だってのに、食った後に後悔と意志薄弱を痛感するメニューだ。

 

で、考え込んでしまう。俺たちにとって平成の味ってなんだ? 令和を迎える直前で、何かと平成をテーマにしたコンテンツを目にする。なんだかどれに対しても意識が薄くて、昭和のように感情移入できない。皆さんはいかがだろう。曲にしても映画にしてもテレビにしても、このそば屋のカレーのように時代を強烈に感じられない僕だ。

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