健康一番やっぱり豆腐!の巻

東京の東のはずれ、江戸川区に住んでかれこれ33年。生まれ故郷には18年しかいなかったのに、いつの間にか人生の半分以上どころか、5分の3もこの地に住んでいます。

そんな江戸川区には、私のように移り住んできた人も多いのですが、昔から住んでいる「地元」の人も多く、家業を営んでいるという人たちもたくさんいます。そのなかのひとつに、我が家ご用達の「お豆腐屋さん」があります。

右の浴槽みたいなところからすくってお豆腐ケースに入れてくれます。

何を隠そう(別に隠す必要もありませんが…)このお豆腐屋さんに買い出しに行くのは連れ合いの役目です。というのはこのお店、平日の日中しか営業していないので、会社勤めで、帰りが遅い人というはなかなか買いに行けないのです(泣)。なので、家で執筆の仕事をしている連れ合いが時々買いにいくというわけなのです。先週、所用があって平日に休みをとったので、初めて連れ合いと一緒にそのお豆腐屋さんに行ってみました! この窓からお客さんが「お豆腐1丁ください」とか、中にいるおじさん(おばさんの時もあります)に声をかけるのですが、さりげなく「おから」が袋詰めされて置かれているのが「製造販売」らしくてうれしくなります。世間話をしながら、おじさんが注文したお豆腐と油揚げを包んでくれるのを待っている時間もなんかのんびりゆったりな感じもまたいいのです。そして、この宣伝文句?「健康一番やっぱり豆腐」が最高です!

お豆腐はご存じ、大豆加工食品です。大豆のたんぱく質は他の豆類と比べてもその含有量は非常に多く「畑のお肉」とも言われています。そして、高齢になるほど、より摂取しておきたい食品のひとつでもあるのです。その代表的な効果には次のようなものが挙げられます。

・ダイエット効果

・動脈硬化予防効果

・肝臓病改善効果

・大豆(納豆)の整腸作用

・疲労回復・スタミナ増強効果

・貧血改善効果

・胃炎・胃潰瘍改善効果

・美肌効果

・大豆のイソフラボン効果

などなど、昭和40年男世代には気になる効果がいくつもあります! そして、近年言われている最も気になる効果が「認知症予防効果」です。認知症の原因のひとつは、「脳の栄養不足」と言われています。脳細胞に多く含まれる「レシチン」という成分は、脳の若々しさを保つのに重要な成分で、そのレシチンが大豆には豊富に含まれているからだというのです。そして、この大豆に含まれるレシチンは「ビタミンC」と一緒に摂取するとより効率よく身体に吸収されると言われています。

そうと知ったら、大豆製品の代表格であるお豆腐(もちろん厚揚げやがんも、油揚げも!)とビタミンCを一緒に摂るように心がけましょう! ビタミンCというと、果物など酸味のあるものをイメージするかもしれませんが、実はよく食べる野菜にも豊富に含まれています。ビタミンCがいかにも含まれていそうなトマトよりも多く含まれている野菜をご紹介しましょう!

ピーマン、ゴーヤ、ネギ(小ネギなど青い部分)、さやえんどう、キャベツ、カボチャなどです。冷ややっこや湯豆腐なら、薬味に小ネギをたっぷりと! ゴーヤちゃんぷるーもいいですね。厚揚げは小さく切って炒め物にするとコクもあってどんな野菜ともよく合います。おみそ汁の具としてはもちろん定番ですが、十分メイン料理になる素材ですから、ぜひ積極的に摂りたいですね。

ただし、「身体によい」と言われるさまざまな食品にも「食べ過ぎは禁物」という、必ずと言っていいほどなんらかの悪影響を及ぼすなどの研究結果が発表されていて、実はお豆腐も例外ではなかったのです。大豆は自分の身を守るために、他の生物に食べられないようにレクチンやサポニン、フィチン酸塩、酵素阻害物質、ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)などの抗高栄養素を多く含んでいるそうです。生物毒とよばれる成分は浸水や加熱処理だけでは十分に分解されないため大豆食品の食べ過ぎは身体によくないとも言われているのです…。そして発酵させることによりそれらの生物毒を分解してきたのだそうです。ですから大豆は、納豆、みそ、しょうゆなどの発酵食品でとるのが理想的であるとも言われています。

え~、それじゃお豆腐は毎日食べられないの? お豆腐好きにはちょっと気になる話ですが、わかめなどの海藻と一緒に摂ればその毒性を軽減してくれるそうで、なんと みそ汁の定番といってもいい「豆腐とわかめ」は理にかなった、昔からの日本人の知恵だったんです。 最近は外食メニューなどでもお豆腐が入ったサラダなどには海藻がプラスされているものもあるので、そういうレシピを真似してみるのもいいかもしれません!

今やコンビニでも手に入るお豆腐ですが、スーパーなどではいろんな種類が売られていて、お値段もいろいろです。私はスーパーで買う時は「消泡剤不使用」と「天然のにがり使用」というこの2点と「国産大豆」であることにこだわるようにしています。消泡剤の代表的な物が「グリセリン脂肪酸エステル」という食品添加物で、毒性は少ないと言われていますが添加物は添加物、天然のにがりではない凝固剤も当然添加物、できれば避けたいものです。そして、「町のお豆腐屋さん」で作るお豆腐にはそれら添加物は入っていないから、本当においしいのです! 確かに日持ちもしませんが、それが「手作り」の証なのです。最近はお豆腐製品はほぼこのお店で買ったものという我が家の食卓。この「健康一番やっぱり豆腐」というキャッチコピーが、また買いに来たくなる重要なメッセージになっているのは間違いないでしょう(笑)

ご存じのとおり、カロリーが低くたんぱく質が豊富なので、間違いなくダイエットには向いています。メタボが気になる方は適度な量を食生活に取り入れてみて下さい。そして、もし近所に昔ながらのお豆腐屋さんがあったら、ぜひ一度購入してみてください。手作りのできたてのお豆腐の味は格別ですよ!

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