東村山音頭 〜歌謡曲昭和の旅。

今日はこのサイトで最近始めた動画企画『俺たちの昭和歌謡』の収録日だ。舞台裏を明かすと今日は5年分にトライする。前回も何とか5年分を収録できたもののまだすべてアップしていないこの段階で次の5年分とは、いつも追い立てられている僕にしては動きがいい。というのも、進行を仕切っているのが編集部・松崎だからだ。彼女のテキパキっぷりはダメ編集長を真人間にしてくれることが多くてありがたい。

 

さて、今日は48年から3年飛びで60年までを駆ける。実に面白いシーンだったと振り返りつつ、自分のベストスリーを組むのだ。難しいのは当時と今とで曲への理解度が変わっていたり、リアルタイムではよく知らなかったけど後に好きになった曲が多く存在することだ。現在の好きは極力封印して当時の感覚に時計の針を戻し、聴いてくださる皆さんに少しでもシンパシーを感じてもらえたらなと考えている。例えば昭和48年だと今の感覚では1位は絶対に『ジョニィへの伝言』だが、当時はあのすばらしい歌詞の世界に入り込めない鼻ったれだった。という具合にだ。

 

番組(!?)の相方を務めてくれるのは、福岡と東京で歌謡曲バーとJポップバーを合わせて4店経営する安東さん、通称アンちゃんだ。『福岡博多秘密基地』で出会い、今では幹事会のひとりとして世話してくれているナイスガイである。昭和歌謡バーを展開するくらいの男なのだから昭和歌謡のプロと言っていいだろう。そのプロ視点からのベスト3と、東京荒川区の下町で育った昭和40年男のわがままなベスト3でバトルしようというのがテーマだ。

 

前回の収録の反省点が多々ある。今日はそれを是正して、いい収録がしたく調べ物の時間が前回より格段に増えた。と言っても、曲を聴いたり歌詞を読み込んだりという作業が多いから時間旅行を楽しんでいるとも言える。そして収録を目前にしてひとつ悩ましいのは、今日のタイトルにした『東村山音頭』の扱いだ。歌謡曲…、ですよね? 

 

さあ、今日の収録は前回の新橋の『スポットライト』から舞台を変えて新宿店だ。いざっ、参る!!

 

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