最新号がやってくる 〜『池中玄太80キロ』

 

今回の企画を思いついて、瞬間的に頭に浮かんだコンテンツが表紙を飾った『さらば宇宙戦艦ヤマト』と『池中玄太80キロ』だ。なので、表紙に続いて特集のトップバッターを玄太に託した。

 

が、このページの完成に至るまでには紆余曲折があった。超多忙な西田敏行さんだから、取材は当然ながら無理とのこと。坂口良子さんはもう天国へと旅立っているし、楠公さんもヒデも同様だ。ならば制作サイドということでこれも難航したが、なせばなるもので素晴らしい方にたどり着いた。企画段階から玄太に関わり、演出を担当なさった昭和11年生まれの石橋さんだ。当時の貴重な話を多く聞かせてもらえたぞ。

 

家族全員で玄太を観た。困ったのは男は人生で3度しか泣いてはならぬという親父の前で、涙をこらえることだった。いや、正確には見えないようにごまかすことだったな。皆さんはいかがだったでしょう。僕はカメラマンになって鶴を撮るんだと思いながら、アッコに恋をした。将来、こんな大人の女性と結ばれるんだと心に決めた。アッコが腕組みしながら「玄太」というたびに「あきひろ」って言ってと妄想した変態野郎である。

 

皆さんもきっとアッコに身悶えたことでしょう。そんな記憶と玄太を中心としたでっかい愛をぜひ思い出して欲しい。発売は11日だ!!

 

 

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