ちょっぴり憂鬱な月曜日を幸せに迎えたい!の巻

月曜日、週の始まりは誰しもちょっぴり憂鬱…、そんな気分をやわらげる方法はないものだろうか? 土日が休みのサラリーマンにとって、多少なりとも月曜日は憂鬱なことだろう。よほど仕事が楽しくて、会社に行くのが楽しみでしょうがないという人でもない限り、1週間の始まりはそれなりに辛いものだ。

 

子供の頃は、学校で友達に会うのが楽しみで、月曜日は結構張り切っていたと思うのだが、最近は子供にまでブルーマンデー症候群が広がっているというから、大げさかもしれないが、この国の将来がいささか不安になる。

ある調査によると、サラリーマンにおけるブルーマンデー症候群は30代がトップで、次いで20代と、かなり若い世代に多いこともわかっている。50代は比較的少ないほうではあるが、だからといって軽視できるものではなく、症状に悩んでいる人は、誰しも改善したいと思っているはずだ。統計によると、自殺者の数は月曜日が最も多いという結果も出ているということを知ると、ブルーマンデー症候群は放置できないと思わざるを得ない。ハッピーマンデー制度で、体育の日や成人の日などが特定の日ではなく、第○月曜日という設定になって久しいが、それでも月曜日の自殺者が曜日のなかではトップというのは深刻なことだ。アメリカには「ブルーマンデーレモン」という言葉があるそうで、レモンは欠陥品という意味の俗語。つまり月曜日に作られるものは欠陥品が多い、仕事のミスが多いというあまりよくない意味の言葉のようである。世界中に蔓延していると言っても過言ではないこのブルーマンデー症候群をうまい具合に乗り切る方法をなんとか見つけたいものだ。

かくいう私も、日曜日の夕方から憂鬱というほどではないが、月曜日の朝は正直言ってさほどテンションは上がらず、いつもの時間の電車にただ無意識に乗っている。普通に考えても会社に行くことの楽しみを見つけるなんて不可能に近いとも思えるが、そこはなんとか、「会社に行くまで」や「会社が終わった後」の楽しみを自分なりに見つけてみるというのはどうだろう? 健康法として実践している人も多いと思うが、電車通勤の人なら1~2駅分くらい歩くとか、クルマ通勤の人ならたまに自転車にしてみるとか、距離的に難しい人は時々違う道を通ってみるとか…。仕事が終わった後に趣味の習い事に行くとか、それほどの時間はないという場合は、せめてウインドウショッピングなどで気分転換するとか…。手っ取り早くお金も手間もかけない方法もないことはないようだ。

月曜日を「始まり」と考えない

仕事そのものに関するところであえて提案するなら、まず、月曜日に面倒な仕事を極力入れないというのは有効かもしれない。自分で決められないもの(例えば会議とか)ももちろんあると思うが、火曜日や水曜日で大丈夫なことであれば、あえてテンションの上がらない月曜日に持ってこないというのは憂鬱度軽減の期待が持てるのではないだろうか。そして「今日から1週間が始まる」と考えずに「とりあえず今日を終わらせる」ことを考えるというのも精神的に少しはいいようだ。

いつもより早めに起きて朝食にゆっくり時間をかけてみるとか、女性なら気合を入れて、おしゃれしてみるのもいいのではないだろうか。そして、週の半ばくらいに何かしらの楽しみを入れ、週末は夜更かしをしないで、休日はアクティブに過ごし、日曜日は早く寝る!と、今までやりがちだった休日のだらだら生活をあらためると、週明けのリズムもよくなるのでは?と言うのは簡単だが、実際やるとなると、確かに難しいのは自分自身感じながら話しているのが正直なところ。しかし、今までと同じリズムで生活していたら何も変わらないのも事実。自分なりのマンデーリフレッシュを考えるのも楽しみになるようにしたいものである。

もしも自身で実践しているリフレッシュ方法があるよ!という方は、ぜひぜひ、教えてください。こう毎日暑い日が続くと、翌日の最高気温予想を聞くだけで心も身体も折れそうになるが、皆さんの工夫や知恵がにっくき「ブルーマンデー」を撃退してくれることに大いに期待しています!

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