断食開けの一杯のかけそば。

厳しい戦いになっている。何がって? 本誌7月11日発売号の〆切じゃよ。一部優秀者を除いて進行が最悪で、各方面からかなり追い詰められている。ホントだったら今頃編集後記なんて書いていて、さあ次号はどんな企画をという段階のはずだったのに…。

そんなわけで今回は、久しぶりの断食をしている。禁酒に加えて断食って宗教家のようだね。そんなに頻繁にやっているわけじゃないけど、だいたい年に1〜2回くらいのトライを、もうかれこれ10年近くやっているかな。必ず〆切のときに。だってね、〆切時はそもそも禁断生活を送っているからトライしやすいじゃない。とくに今回みたいな進行の悪いときには、大きな恩恵もあるのだよ。でも多分ものすごく健康によくないと思うから、良い子は真似しない方がいいと思う。デトックス作用とか、内臓が元気にとか書いてあるけど、それはキチンと医師の指導のもとにやってください。

でも、気になるでしょ、どんな恩恵がってか? フッフッフ。まず第一に、飯の時間がいらなくなる(笑)。これ大きいっす。3食×20分だとして60分多く仕事ができる。こういう詰めのときは、この60分は大きいですよ。ましてや今回は、途中でスケジュール変更があって1日前倒されているからね。もうひとつは、食後の眠気に苦しまなくて済むこと。極度の寝不足が続いている中で、飯食った後はどうしても集中力がなくなる。でもね、食べなければ全然大丈夫で、要は眠くならないってこと。

ちなみに今回は、昨日の昼飯を最後にして、予定では明日の昼から戻そうと思っているから規模としては小さい。たいがいは60〜70時間にトライするのだけど、1年ぶりなんでちょっとビビって短めにしようかと。おもしろいことに、つらいのは昨日の夜が一番で、次が今日の朝かな。24時間を経過した、つまり今日の昼あたりから空腹感があまり強くなくなる。今夜はもう楽に抜いていられるのだ。明日の朝にトマトジュース一本飲んで、昼はお楽しみのかけそばをすすって、夜からは全開バリバリに食う。以前はいきなり呑みに行ったこともあるけど、3年前くらいかな、70時間絶食でそのまま呑みに行ったらひどく胃が痛くなって、こりゃーヤバイって、最近では上手に戻すようにしている。マニュアルを見ると2日くらいかけて戻すらしいけど、まだそんなに歳食っちゃいないよ。

仕事の効能ばかりを書いたけど、実は最も大きなお楽しみがある。絶食明けに食べるかけそばでーす。2日も何も食べないと、感動的な舌の持ち主になれるんですよ。まず出汁をすすると、入っているすべての味がわかるような深さに感じて、しばらく楽しむ。そして満を期してそばをすすると、あーっそばってこんな香りが強かったんだねと、またまた感動する。途中まで我慢していた薬味のねぎを入れると、えーっ、ネギってこんな香り強いのー!? ってね。ホント、信じられないような感覚を味わえるのです。何も入っていない、絶対にかけそばだね。

と、明日の昼に幸せなかけそばタイムを味わえているといいな。つうわけで、さあ、もう一踏ん張りがんばるぞー。

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