コエンザイムQ10を飲み続けて15年~疲労感知らずで、インフル知らず!の巻

強力な抗酸化作用で知られるコエンザイムQ10(キューテン)は、中高年や女性に人気のサプリメントのひとつだ。世にサプリメントと呼ばれるものは数々あれども、おそらくこの「コエンザイムQ10(CoQ10)」という名前を読者諸氏が初めて耳にしたのはそれほど遠い昔の記憶ではないだろう。もしかすると、今日初めて聞いたという人もいるかもしれない。

キレイでサプリ
私がコエンザイムQ10を飲み続けるきっかけとなった1冊がこれ。2003年に刊行されたものなのですでに絶版だが、これを読んでいなかったらこれほど長く飲み続けていなかったかもしれない。コエンザイムQ10のなんたるかを教えてくれた。『キレイでサプリ』/MCプレス刊

この不思議に長い名前、コエンザイムQ10の「コエンザイム」とはエネルギーを生みだすための酵素を助ける「補酵素」という意味の英語で、「Q10」は「側鎖が10単位あるキノン (quinone)構造を持つ」(化学的な難しい話になるので細かい説明は省きます。あしからず<(_ _)>)というところからきているそうだ。1957年に発見された、「ユビキノン」(還元型としてはユビキノール)という有機化合物の別名で、かつては心臓病の治療薬として用いられていた。日本では2001年に医薬区分が改訂されて市販が認可され、2004年からは化粧品などにも配合できるようになり、徐々にその存在が一般に知られていったのである。かつては「ビタミンQ」などと呼ばれていたこともあったそうだが、体内で合成できることから厳密に言うとビタミンではないため、現在では「コエンザイムQ10(CoQ10)」というのが一般的な名称として定着している。

「CoQ10」は、つまるところ何に効くのか?

このコエンザイムQ10を飲み始めるにあたって、当初は何に効くのか具体的に考えたこともなく、なんとなく「老化防止にいいみたいだなぁ…」という程度の認識。ほんの少し具体的に述べるとすると、いわゆる「体内の酸化を防ぐ」ということで、臓器や血管を守り、免疫細胞の作用も高めてくれるという万能選手。「何に効く」と言うピンポイント的なものでもなく、前述の作用により老化全般を遅らせてくれるようなのである。細胞が元気なら、老化も防げるという、名前が難解な割に中身はわかりやすいサプリメントだったのだ。

年明けは例年にも増してインフルエンザが猛威を振るった。社内でも罹患者多数、挙句の果てに予防接種を受けていた連れ合いまでもが罹り、外でも家でもインフルウイルス環境にさらされ続けていた。にもかかわらず、風邪すらもひかずに過ごすことができたのはコエンザイムQ10のおかげもあるんだろうなぁ?とあらためて思った今年の冬であった。ちなみに予防接種はこの十数年間は受けた記憶なし! この免疫力はちょっと自慢してもいい? というわけで、「あくまで個人の感想」だが、明らかに免疫力の高いほうだと自負する私にとって、15年間飲み続けているコエンザイムQ10はこれからも定番サプリであり続けること間違いなし! もはや依存症と言ってもいいほどである(笑)

激しい運動によって生まれた活性酸素を除去し、回復を早めてくれるという効能から、アスリートにも愛用者が多いらしいので、最近疲れやすいなどの自覚症状がある方は飲んでみるのもいいかも? 頑張ることが苦手で三日坊主の私が15年間続けているコエンザイムQ10は、頑張らなくても継続できる、身体を守るための手段のひとつかもしれない。ドラッグストアなどで手軽に入手できるのもありがたい!

もっと詳しいことを知りたいという方は「日本コエンザイムQ協会」のHPを見ていただくと、協会から認定されている商品などもわかるので、購入する際の参考になるのではないだろうか。

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