月日を重ねて20年。


昨日のイベントでご一緒したカワイイKAZEギャルのお2人。ミッチーとエリーと名乗ってくれたのは、昭和のおっさんへの配慮か

昨日は広島県の女鹿平温泉めがひらスキー場でバイクイベントの仕事だった。カワサキとウチが共催する『カワサキコーヒーブレイクミーティング』で、このイベントが今年20周年のメモリアルイヤーとなっていて、北は北海道から南は沖縄まで年間で8回がプログラムされている。

20年前の4月のことだった。今に続く『カワサキコーヒーブレイクミーティング』の記念すべき第1回が開催された。そのまま、その後多くの雑誌を立ち上げた僕の編集長人生の歴史でもあるのだ。カワサキの専門誌『カワサキバイクマガジン』をこの2年前にブロデュースして、編集長を兼務するようになったのが1998年だ。そして苦労の末自分の指揮による通巻11号を完成させた。その制作最中にこのイベントの話が舞い込んだのだ。カワサキのような大きなところと共催できるのは大変な喜びだった。中身はコーヒーのサービス以外基本的に何もしないこと。ライダー同士の語らいの場とすることとした。

なんとしても成功させねばと、会場の大分県直入に向かったときの武者震いを今も忘れない。同時に、どれほどのライダーが来てくれるのかの不安も大きかった。結果的には双方大満足の来場を得て弾みがつき、今年まで毎年全国各地に出向いている。

一緒に撮ってもらった彼は、その第1回に1番乗りしてくれたライダーだ。20年続いたイベントの、つまり初来訪者ということになる。当時21歳だった彼はそのまま年を重ねて3人の子に恵まれたという。20年という年を経てもこうして会いに来てくれる気持ちが嬉しく、互いに年を重ねてもあの日のままに笑いあえるのがいい。月日の積み重ねが、こんな素敵な関係と感動をもたらしてくれたのだ。

さてちなみに『昭和40年男』の読者ミーティング『浅草秘密基地』の初来訪者は今もちょくちょく顔を出してくれ、これまでの49冊をすべて所有してくれているヘビーユーザーだ。さあ皆さん、今宵は浅草秘密基地ですよー(それかっ・笑)。

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