気になる男になれた昭和40年男!?


ライブを直前にして、まるで早く吠えたがっているような僕の相棒

東京を代表するおしゃれタウン、代官山のライブハウスでつい先日演奏してきた。ある団体の忘年会の余興で、全11曲の新旧名曲を披露したのだ。毎年恒例のこのイベントは、第1部に団体の活動発表があり、第2部が余興としてバンド演奏による参加者たちの歌の披露となる。つまりバックバンドだ。歌い手さんの嗜好に合わせるから、老若男女が入り混じるそのままに選曲もグチャグチャになる。例えば昨日は、戦前古賀メロディあり、演歌にシャンソンあり、ジュディマリやチャック・ベリーまで飛び出す無節操である。僕はこのバンドのギタリストとして、ここ数年参加している。

現在の自分の好みだけで言えばギターはテレキャスターだが、バックバンドとなるとこのストラトが大活躍する。厳密には、僕の所有は双方とも国産のコピーモデルだから、写真のギターもストラトタイプと言わねばならない。こいつは15歳の時に手に入れたフェルナンデス製のものだ。トーカイの同ランクのストラトを買いに行って新製品のプロトタイプ(だからカタログがまだない)という、楽器屋のお兄さんの巧みなテクニックに乗せられて買ったものだ。高校入試の合格祝いに親が金を出してくれ、定価8万円の2割引だったと記憶している。1度友人に大手術を施してもらったが、バリバリの現役で昨日も吠えた。

バックバンドでギターを弾いていると、11月発売号(読んだよね)の特集、“気になる男”を演じている気分になる。目立たないように渋くと本人は思っているのだが、メンバーに言わせるとギタリストとしては派手すぎると言われる。いやいや、なんと言われようと本人はいたってチャボさんっぽく決めていたつもりだ。そんな自分に酔った約1時間のライブだった。

また1年、僕はニヒルにギターを弾く“気になる男”にはなれないが、昨日バンマスからお礼と来年もやろうとのメッセージが入った。男を磨かねば。

 

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