重ねてきたつながり。

前々号の冬号にスタートした東海道をゆく徒歩の旅。今回は木曜日に出発し、3日間に及んだ旅は、本日、静岡県浜名湖にゴールを決め、ついさっき東京へ帰ってきた。ずいぶんと旅慣れてきたもので、丸3日間歩きどおしだったのに足に痛みなどはまったくない。ただし厳しかったのは紫外線で、顔がものすごいことになっているよ。そろそろ日焼け止めの世話にならねばならぬか? ひとまず今回は太陽との勝負を楽しんだのだった。

この3日間を終えてつくづく感じたことがある。そのひとつが、自分が重ねて来た仕事の重みである。バイク関連の仕事を本格的に初めて18年の間、静岡県に本社のあるバイクメーカーに何度訪問したか? それはそのまま、親密なおつきあいとなっていて、今回大変な協力をいただいた。歩きの旅をリアルにやっているため、時間の見えない訪問である。旅の2日前にヤマハの広報マンに電話をかけた。「徒歩なので到着時間が見えないのですが、撮影の協力をいただけないでしょうか?」。「おまかせください。協力しますよ、北村さんですから」。涙…こうしていつ来るかわからない僕らを待っていてくれた。

さらに今回は前述の通り旅慣れてきたおかげでペースがよく、浜松のゴール予定だったのが、だいぶ先の土地まで足をのばせるとわかった。そうなると浜松の先にあるスズキの歴史館も訪問したい。金曜日の道すがら、お世話になっている広報マンに電話を入れた。「明日、歴史館開いてますか?」。ここで皆さんにとって懐かしいバイクや車の撮影を申し出ると、段取りを付けてくれた。紹介いただいた担当さんと話していると「私、明日出社しますから、どうぞご遠慮なく」。 涙…休日出勤をしてくれるのだ。さらにこれまた時間が見えないことを告げると「ならばオープンから待っていますから」とのうれしい言葉をくれた。

こうして、『昭和40年男』のビジネスマンとしては信じ難いほどグダグダのアポに、世界を代表する企業の広報マンたちが付き合ってくれたのである。こりゃーね、成功させなければと思うでしょ。なんかさ、つながっていることの喜びを感じ続けた3日間でしたよ。今回の旅も乞うご期待っす。

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