【S40News!】志賀 勝と片桐竜次のトークライブ ~『仁義なき戦い』から『相棒』まで~

志賀勝
志賀 勝/しがまさる
昭和17年生まれ。1960年代より数多くの東映作品に出演し、コワモテの風貌を活かしたヤクザや殺し屋などの役で強烈な印象を残す。70年代は東映の大部屋俳優グループ、ピラニア軍団のメンバーとしても活躍。また歌手としても『男』『道』『酒』『女』『情(なさけ)』などのヒット曲がある。その後もユニークな個性が注目され、『欽ちゃんのドンとやってみよう!』や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などのバラエティ番組でも人気者に。最新作は、よしもと新喜劇映画『商店街戦争~SUCHICO~』(谷口仁則監督)。

5月27日に異色のトークライブが実現することになった。登場するのは、個性派俳優として知られる名優、志賀 勝と片桐竜次の二人だ。

昭和40年男なら“ブラウン管”越しに見た彼らの顔は、深く記憶に刻み込まれていることだろう。志賀といえばソリ込みと鈍く光る目が印象的で、すぐに裏社会を連想させる怖い風貌がすぐに浮かぶ。しかし、その一方で『欽ちゃんのドンとやってみよう!』などのバラエティにも進出しており、凶悪なイメージの志賀が一転、コミカルな演技を披露すると、お茶の間は大爆笑。国民的な人気者になったのは記憶に新しい。

一方、志賀と同様に片桐もやはり、ヤクザ役や犯人役を多数演じてきたが、時代劇の常連でもあり、さらに思い起こせば、“肉体派”の一面も。スタントマン顔負けのアクションシーンをこなし、鍛え抜かれた肉体を披露することもあった。現在の片桐といえば、『相棒』で水谷 豊演じる杉下右京を疎んじる刑事部長役としてもおなじみだが、昭和40年男のなかにはその演技を見て、隔世の感を禁じ得ない人もいるかもしれない。

片桐
片桐竜次/かたぎりりゅうじ
昭和22年生まれ。1971年にデビュー後、主に東映アクション映画で活躍。76年『狂った野獣』(中島貞夫監督)の熱演で注目される。その後は『太陽にほえろ!』『探偵物語』『大激闘マッドポリス’80』など数々のヒット作に出演。現在も国民的ドラマ『相棒』シリーズに内村刑事部長役でレギュラー出演する他、大ヒットとなった『さらば あぶない刑事』(村川 透監督)にも出演。また今秋には俳優生活45周年記念主演映画『キリマンジャロは遠く』(柏原寛司監督)の公開が控えている

そんな2人は東映の大部屋俳優らを中心に結成されたピラニア軍団の出身で、とりわけ志賀と片桐の絆が固かった。今回のトークライブでは志賀 勝が一番かわいがっている後輩である片桐竜次からの直接のオファーに応え、73歳という高齢を厭わずにイベント出演を快諾したという。2人がファンの前で揃い踏みするのは今回が初めてとなる。いずれも長い俳優歴と膨大な出演作をもつ彼らならではの話が聞けそうだ。たとえば、高倉 健や菅原文太ら超大物とのエピソードに始まり、2人との共演も多い松田優作や水谷 豊との関係、さらには巨匠・深作欣二監督や工藤栄一監督といった方々との交友ついても語ってくれるというから、盛り上がることは間違いない。映画、テレビの世界で長きにわたって活躍してきた実力派俳優の本音トークが聞ける機会は滅多にないから、見逃すわけにはいかない。

当日はトークライブの他に質疑応答やサイン会、握手会、撮影会など2人と直接触れ合える企画も多数用意されているというから、足を運ぶ価値は十分にありそうだ。


<開催概要>

日 時:5月27日(金)夕方6:30開場 7:00開演

    (夜9:00終了予定)

内 容:第1部 トークショー&ティーチ・イン(質疑応答)

    第2部 ファンミーティング(サイン、握手、写真撮影)

会 場:野方区民ホール(中野区野方5-3-1 野方WIZ地下2階)

入場料:予約:4,000円/当日券:4,500円

申 込:公式サイトの予約フォーム他

問合先:ショットガンフィルムTEL:03-6279-1482)

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