昭和40年生まれの作家・早川いくをの新著『へんな生きもの へんな生きざま』が発売された。
早川は2004年に出版した『へんないきもの』がベストセラーとなり、翌年『またまたへんないきもの』も人気を集め本格的に作家活動へ入った。いずれもリアリティのあるイラストと共に著者目線でのコメントを紹介するという内容で、ついにはシリーズ累計で55万部という大ヒットに。「これまで生き物に興味がなかった」という早川が一気に変な生き物に詳しい作家としてブレイクしたのだ。
その早川の最新作は写真集だ。まるでオブジェのような深海生物、目から血を出して身を守るトカゲ…。生き延びるために進化したとんでもなくへんな光景を、美しい写真と、ユーモアあふれる解説で紹介している。生物図鑑としてもきちんと使える詳細な索引も収録しており、子供にも楽しめる「読む写真集」だ。
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