3人合わせて100歳トリオ。

U29三人昨日は大磯ロングビーチで若いバイク乗りを対象としたイベント仕事だった。写真はゲストに迎えた2人で、それぞれロードレースとモトクロスの国内最高峰クラスで戦うライダーだ。写真左が土の上をピョンピョンと跳ね回る三原拓也選手で、現在シリーズランキング7位につけている。中央が時速300㎞でぶっ飛んでいく渡辺一樹選手で、同じくランキングは現段階で4位だ。2人ともに24歳で、今年はこれまでより背負っているものが大きく成長著しい若者たちだ。今年25歳を迎える2人と今年50歳になってしまうおっさんだから、合わせて今年100歳のおめでたい(!?)トリオだ。今年は彼らと5本のトークショーがプログラムされていて、昨日はその3本目をこなしてきたのである。

渡辺選手と仕事でご一緒するのは足かけ3年目となり、去年からはレギュラー仕事となっている。日本一を狙う若者の成長を間近で見られるのはなんとも幸せなことで、一昨年より去年、そして去年より今年の方が断然男っぷりが上がっているのは嬉しい限りである。仕事柄たくさんのプロライダーと仕事をする立場で、すなわち彼のライバルとも仕事をご一緒することは多々あるのだが、これだけ多くの本数と年月をこなしているライダーはおらず、感情移入しないなんて無理。全面的にエールを送っている。

一方の三原選手も以前から何度かご一緒させてもらっていて、今年よりレギュラー仕事となった。昨日で今年3本目となり、ずいぶんと情報の蓄積が出来てきてだいぶこなれてきたように思う。前向きな姿勢とハートの強さが魅力で、渡辺選手同様に刺激を受ける存在となっている。

カゼギャルそれにしても、若者を対象にして若者たちとイベント運営するのはキツイ部分がないわけじゃない。だが、これは極めてラッキーなことだととらえている。若い頃は目上の人たちに向かって背伸びばかりを繰り返してきた。それは今も変わらず、クソガキだと反省することがしばしばある。加えて逆に若者に対しての努力をするのも同じくらいの気持ちが必要なことを知った。ある意味で試練ともなっている。ちなみにこちらのカットは昨日の進行を担当した面々を収めたもので、僕以外は20代でかなり見劣りするおっさんなものの本人はまったく気にしちゃいない。開き直りとも言うかもしれん(笑)が、お役御免となるその日まで気を抜かずに突っ走る所存だ。

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